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グレープフルーツ

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グレープフルーツ(grapefruit)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地は西インド諸島バルバドス島である。
主な生産国はアメリカイスラエルスペインキューバなどである。
その他、世界各地の温暖な地域で栽培される。
日本へは大正時代に渡来した。
しかし、日本では冬の温度が不足するため、商業的な栽培は行われていない。
樹高は3メートルから6メートルである。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇に花径5センチくらいの白い5弁花が固まってつく。
結実時期は12月から1月くらいである。
実は10センチから15センチくらいの球形の柑果(多心皮性の液果)で黄色く、果皮はでこぼこしている。
名の由来は、実が葡萄(ブドウ)のように房状につくことからきている。
当初は Citrus paradisi という学名がつけられたが、20世紀の半ばになって文旦(ブンタン)とオレンジの自然交配したものであることがわかり、学名も変更された。
写真は12月につくば植物園で撮った。
花の写真は7月につくば植物園で撮った。
学名:Citrus x paradisi


★ぶらりんとグレープフルーツ垂れ下がる
 ぽかぽかとした温室の中
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by sikino-hana | 2010-12-31 07:53 | 果実 | Trackback | Comments(0)

房咲き水仙(フサザキスイセン)

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房咲き水仙(フサザキスイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本水仙(ニホンズイセン)の基本種である。
唐の時代より前にシルクロードを経由して中国に伝わった。
日本へは中国を経由して渡来し、暖地の海岸近くに野生化している。
イギリス王立園芸協会の分類ではタゼッタ水仙(タゼッタスイセン)とされている。
タゼッタ(tazetta)はイタリア語に由来し「小型のコーヒーカップ」を意味する。
花の形を譬えたものである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は平らな線形で、時計回りにねじれる。
開花時期は12月から4月くらいである。
茎先に白い花を房状につける。
副花冠は小さな杯状で白い。
日本水仙(ニホンズイセン)の場合、副花冠は黄色い。
根茎等にリコリンを含み有毒である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Narcissus tazetta


★絹の道たどりはるばる東方へ
 伝わりし花冬を彩り
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by sikino-hana | 2010-12-28 11:59 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

蟻通し(アリドオシ)

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蟻通し(アリドオシ)はアカネ科アリドオシ属の常緑小低木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
海外では東アジアからインドにかけて分布する。
別名を一両(イチリョウ)ともいう。
樹高は30センチから60センチくらいである。
葉の脇には細長い棘が生える。
この棘が「蟻をも刺し通す」というのが和名の由来である。
葉は楕円形で向かい合って生える(対生)。
開花時期は4月から5月くらいである。
葉の脇に白い小さな花を1、2輪ずつつける。
花冠は長さ1センチくらいの筒状で、先が4つに裂ける。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、真っ赤に熟する。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
花の写真は5月に日比谷公園の野草展(むさしの山草会)で撮った。
学名:Damnacanthus indicus


★小粒でも真っ赤に熟す実に加え
 長い棘あり花も咲かそう
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by sikino-hana | 2010-12-27 05:53 | 果実 | Trackback | Comments(0)

バンクシア・エリキフォリア

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バンクシア・エリキフォリアはヤマモガシ科バンクシア属の常緑小高木である。
原産地はオーストラリア南東部のニューサウスウェールズ州である。
英名はヒースバンクシア(health banksia)という。
樹高は3~7メートルくらいである。
葉は線形である。
葉の表面は暗い緑色、裏面は灰白色である。
日本での開花時期は1月から2月である。
原産地では周年開花をする。
長い円筒形のブラシのような穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、橙色の花をつける。
長く飛び出しているのは花柱雌しべの一部で柱頭子房とをつなぐ部分)である。
花被片が4枚あり、それぞれに雄しべが1本ずつつく。
花の後にできる実は木質の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
松かさのようになり、種子は硬い殻の中にとどまって山火事を待つという。
写真は12月につくば植物園で撮った。
学名:Banksia ericifolia


★不思議さは並みではないねバンクシア
 ブラシのような花に見とれて
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by sikino-hana | 2010-12-26 09:15 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

冬青(ソヨゴ)

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冬青(ソヨゴ)はモチノキ科モチノキ属の常緑高木である。
本州の東北地方南部から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、中国、台湾にも分布する。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
和名の由来は、堅い葉が風にそよいでソヨソヨと音を立てることからきている。
葉の形は卵形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の長さは4センチから8センチくらいで、縁は波打っている。
雌雄異株である。
開花時期は5月から6月である。
雌花は、葉の脇から花柄を出し、1個の小さな白い花をつける。
花びらは5、6枚である。
中心に大きな雌しべがあり、周りに小さな雄しべがある。
雄花は枝分かれした花柄に数個の白い花をつける。
花びらは4、5枚で、4、5個の雄しべがある。
実は1センチくらいの球形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、橙色から赤く熟する。
材は白く緻密で、器具材、床柱などに使われる。
別名を「ふくらしば」という。
これは革質の葉を熱すると音を立てて弾けることからきている。
種小名の pedunculosa は「花柄のある」を意味する。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は6月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Ilex pedunculosa


★そよぐ葉の下で静かに顔を出す
 冬青(ソヨゴ)の花は内気に見えて
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by sikino-hana | 2010-12-25 07:31 | 果実 | Trackback | Comments(0)

レモン

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レモン(lemon)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はインドアッサム地方である。
十字軍の遠征でヨーロッパに持ち帰られ、今では地中海沿岸地方が主産地となっている。
コロンブスの航海にもビタミンCの供給源として持参されたという。
日本へは明治時代に渡来した。
樹高は1メートルから3メートルくらいである。
葉の脇には棘がある。
葉は長い楕円形ないし披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は先が尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、香りのよい白い5弁花を咲かせる。
果期は10月から12月である。
果実は長楕円形で両端がとがり、レモン色に熟す。
古くから、飲料や香料に利用されてきた。
漢字では「檸檬」と書く。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
花の写真は4月に箱根強羅公園で撮った。
学名:Citrus limon


★ほんとはね寒さとっても苦手なの
 だけど我が儘言わないつもり
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by sikino-hana | 2010-12-24 05:41 | 果実 | Trackback | Comments(0)

アメリカンブルー

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アメリカンブルーはヒルガオ科アサガオガラクサ属(エボルブルス属)の多年草である。
原産地は北アメリカの中南部である。
アメリカンブルーは流通名である。
1980年代に日本に渡来したとき、学名などがはっきりしなかったため、この名称が用いられたという。
現在では、属名のエボルブルスの名でも流通している。
国内に自生する同属の植物には、沖縄に分布する朝顔柄草(アサガオガラクサ)などがある。
草丈は10センチから25センチくらいである。
匍匐性があり、葉や茎には軟毛が生えている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5月から10月である。
暖地では周年開花をする。
茎先に花径2センチくらいの青い花をつける。
花冠は杯状で、花の真ん中は白い。
雄しべは5本で白い。
花の後にできる実は球形さく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Evolvulus は「地をはって伸びる」を意味し、種小名の pilosus は「軟毛のある」を意味する。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Evolvulus pilosus


★昼顔の流れを組みし君の青
 陽射しの中に涼風送り
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by sikino-hana | 2010-12-23 06:50 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

矢筈葛(ヤハズカズラ)

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矢筈葛(ヤハズカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性多年草である。
原産地は東アフリカ南アフリカである。
現在では熱帯各地に帰化している。
日本では小笠原諸島南西諸島に帰化している。
和名の由来は、葉の形が矢筈(矢の一端の弦にかける部分)に似ているところからきている。
蔓性で、支柱があれば1メートルから2メートルくらいまで伸びる。
開花時期は4月から6月である。
暖地では周年開花をする。
花径は3センチくらいである。
黄色い花冠は5つに裂けて横に開き、花の真ん中は褐色になっている。
花の色にはオレンジ色や白などのものもある。
写真は12月に沖縄県本部町の琉宮城蝶々園で撮った。
学名:Thunbergia alata


★鮮やかな黄の真ん中につぶらなる
 黒き瞳か矢筈葛は
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by sikino-hana | 2010-12-22 05:42 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

パキスタキス・ルテア

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パキスタキス・ルテアはキツネノマゴ科パキスタキス属の常緑低木である。
原産地は中南アメリカ、西インド諸島である。
和名は鬱金珊瑚(ウコンサンゴ)という。
樹高は90センチから120センチくらいである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は5月から11月である。
温度さえ合えば周年開花をする。
茎先に黄色い苞(葉の変形したもの)を重なるようにつけ、その先に白い舌状の花が垂れ下がるようにつく。
苞は花の咲かない時期にも残る。
英名はゴールデンキャンドル(golden candle)である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Pachystachys lutea


★温室の定番なれどパキスタキス
 苞と花とがバランス保ち
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by sikino-hana | 2010-12-21 06:10 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

ジャボチカバ

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ジャボチカバ(jaboticaba)はフトモモ科ミルキアリア属の常緑高木である。
和名は葡萄の木(ブドウノキ)である。
原産地はブラジルの南部で、丘陵地帯に生える。
樹高は8メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
花も実も周年性があり、幹や太い枝に直接つく。
花は花径5ミリから10ミリくらいと小さく、色は白い。
長い雄しべの目立つ花である。
幹に直接つく花を幹生花という。
幹に鈴なりにつく実は、直径2センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
幹に直接つく実は幹生果という。
果皮は黒く、果肉は白い。
食感は葡萄(ブドウ)とよく似ている。
実は日持ちが悪いために市場では流通していない。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Myrciaria cauliflora


★花も実も幹にべったり貼りついた
 ジャボチカバには異国情緒
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by sikino-hana | 2010-12-20 09:05 | 果実 | Trackback | Comments(0)