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蔓瓜草(ツルウリクサ)

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蔓瓜草(ツルウリクサ)はゴマノハグサ科ツルウリクサ属(トレニア属)の多年草である。
沖縄県の沖縄島北部と宮古島に分布し、林の縁に生える。
海外では、台湾にも分布する。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は10センチから20センチくらいである。
茎は細く、葉も薄い。
葉は三角状の卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は9月から11月くらいである。
上部の葉の脇から花柄を出し、濃い紫色をした唇形の花を1輪ずつつける。
花は長さが2センチから3センチくらいである。
上の唇は浅く2つに裂ける。
下の唇は上の唇より大きく、3つに裂ける。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Torenia concolor var. formosana


★地面からほんの間近に咲くけれど
 花は大きく色鮮やかで

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by sikino-hana | 2010-09-30 05:53 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

羽衣縷紅草(ハゴロモルコウソウ)

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羽衣縷紅草(ハゴロモルコウソウ)はヒルガオ科ルコウソウ属の蔓性一年草である。
丸葉縷紅草(マルバルコウソウ)と縷紅草(ルコウソウ)との交配種である。
葉は羽状ではあるが、縷紅草(ルコウソウ)よりも幅が広い。
開花時期は8月から10月である。
細い筒状で上方が浅く五裂する真紅の花をつける。
俳句では縷紅草が夏の季語である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Ipomoea x multifida


★天に向け真っ赤な花を突き上げて
 羽衣縷紅は陽気な姿

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by sikino-hana | 2010-09-29 05:30 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

月見草(ツキミソウ)

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月見草(ツキミソウ)はアカバナ科マツヨイグサ属の越年草である。
原産地はメキシコである。
日本へは江戸時代の後期に観賞用として渡来した。
草丈は30センチから50センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉は不揃いに羽状に裂ける。
開花時期は6月から9月くらいである。
葉の脇に花径3センチから4センチの白い花をつける。
花は夕方から咲き始め、朝には淡い紅色になる。
一日花である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Oenothera tetraptera


★見慣れてる花とは趣違うけど
 まだ咲いてたよ朝の公園

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by sikino-hana | 2010-09-28 05:43 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

ペンタス

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ペンタスはアカネ科ペンタス属の多年草である。
原産地は東アフリカ、マダガスカル、イエメンなどである。
日本へは大正時代のはじめに渡来した。
草丈は20センチから40センチくらいである。
葉は長めの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉には皺があり、葉脈が目立つ。
開花時期3月から10月くらいである。
茎先に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、星形の小さな5弁花をまとめて咲かせる。
花色は紅色、桃色、ラベンダー色、白など多彩である。
和名は草山丹花(クササンタンカ)という。
これは、花の姿が山丹花(サンタンカ)に似ているところからきている。
草三段花(クササンダンカ)とする場合もある。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
品種は、上がニュールックバイオレット、下がニュールックホワイトである。
学名:Pentas lanceolata


★舞い降りた真白の星を君の胸
 飾ってみたい笑顔ほしくて

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by sikino-hana | 2010-09-27 05:55 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

フレンチ・マリーゴールド

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フレンチ・マリーゴールド(French marigold)はキク科センジュギク属(タゲテス属)の一年草である。
和名は紅黄草(コウオウソウ)という。
花の色からつけられた名前である。
孔雀草(クジャクソウ)や万寿菊(マンジュギク)の名でも流通している。
原産地はメキシコである。
フレンチの名がつくのは、パリから広がったことによる。
草丈は30センチから50センチくらいである。
よく枝分かれをして横に広がる。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は線形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月から11月である。
茎先に花径5センチくらいの頭花を1つずつつける。
花の色は、黄色や橙色のほかに赤や斑入りのものもあり多彩である。
また、一重咲き、八重咲き、二色咲きなどがある。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
品種名は上がボナンザ・イエロー、下がボナンザ・ボレロである。
学名:Tagetes patula


★開発の手を休めずに次々と
 生まれる花が花壇を飾り

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by sikino-hana | 2010-09-26 04:59 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

蔓人参(ツルニンジン)

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蔓人参(ツルニンジン)はキキョウ科ツルニンジン属の蔓性多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、低地や山地の林の中や林の縁などに生える。
他の植物に絡みついて伸び、草丈は2、3メートルになる。
葉は細長い楕円形で互い違いに生える(互生)が、側枝の先には3、4枚が集まってつく。
葉の裏面は粉白色となる。
蔓や葉を傷つけると白い乳液が出る。
また、触れると青臭い臭いがする。
開花時期は8月から10月である。
花冠は幅の広い鐘形で下向きに咲き、先は5つに浅く裂けて反り返る。
花の色は白緑色で、内側に紫褐色をした筋や斑がある。
花冠の長さは3センチくらいである。
萼片は5枚である。
雄しべは5本で、花粉を出した後に先が3つに裂ける。
和名の由来は、根の形が「朝鮮人参」に似ているところからきている。
別名を爺蕎(ジイソブ)という。
「ソブ」というのは木曽の方言で「そばかす」を意味し、「爺さんのそばかす」といった意味になる。
これは近縁種の婆蕎(バアソブ)と対比してつけられた名だという。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Codonopsis lanceolata


★目立たない色に気づかず通り過ぎ
 見つけた妻に呼び戻されて

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by sikino-hana | 2010-09-25 07:49 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

白花桜蓼(シロバナサクラタデ)

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白花桜蓼(シロバナサクラタデ)はタデ科イヌタデ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、平地の湿地や草地などに生える。
海外では、朝鮮半島や中国にも分布する。
草丈は30センチから100センチくらいである。
葉は披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8月から10月である。
茎先に長い花穂を伸ばして、白い小さな花をたくさんつける。
5枚の花弁に見えるのは萼片である。
近縁種の桜蓼(サクラタデ)に似ているが、花の色が白くて花穂も細い。
名の由来は、花の色が桜(サクラ)に似て美しいところからきている。
写真は8月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Persicaria japonica


★ほんわかと膨らむように花開き
 しっぽり濡れてまどろみの午後

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by sikino-hana | 2010-09-24 05:22 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

花片喰(ハナカタバミ)

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花片喰(ハナカタバミ)はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
日本へは江戸時代に観賞用として渡来した。
暖地では野生化しているものも見られる。
草丈は5センチから30センチくらいである。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)である。
小葉は丸みのある倒心形で、細かな毛が生えている。
開花時期は9月から11月である。
葉の間から花茎を伸ばし、散形花序を出して濃い桃色の花をつける。
散形花序というのは、茎先からたくさん枝が出て、その先に1個つずつ花がつく花序のことである。
花径は3センチから5センチと大きく、花の真ん中は黄色い。
日当たりがよい場所を好み、曇っていたり日陰になったりすると花を閉じる。
学名のオキザリス・ボーウィーの名でも流通している。
写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Oxalis bowiei


★するすると大きな葉っぱの間から
 茎を伸ばすよ花片喰は

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by sikino-hana | 2010-09-23 07:23 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

丸葉薄荷(マルバハッカ)

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丸葉薄荷(マルバハッカ)はシソ科ハッカ属の多年草である。
原産地はヨーロッパの地中海沿岸地方である。
日本へは栽培用として渡来したものが逸出し、野生化している。
野生化が確認されたのは明治時代の初期だという。
名の由来は、丸い葉を持つ「薄荷」であることからきている。
英名はアップルミント(apple mint)といい、林檎(リンゴ)のような香りがする。
草丈は30センチから80センチくらいである。
地下茎を伸ばして繁殖する。
茎の切り口は四角形で、細かな毛で覆われている。
葉は十字状に向かい合って生える(対生)。
葉に柄はなく、茎を抱く。
形は幅広い楕円形で、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉脈はへこんでいて、皺が目立つ。
裏面は柔らかな毛で覆われ、香りの成分を出す腺点がある。
開花時期は7月から10月である。
茎先に3センチから6センチくらいの穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、白ないし淡い紅紫色の唇形の花をつける。
花冠の先は4つに裂ける。
雄しべは4本あり、そのうち2本が長い。
写真は9月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Mentha rotundifolia


★柔らかな葉が醸し出すムードよく
 アップルミントの香り爽やか

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by sikino-hana | 2010-09-22 05:26 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

水引(ミズヒキ)

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水引(ミズヒキ)はタデ科タデ属の多年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、林の中や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島、中国、インドシナ半島などにも分布する。
名の由来は、花の姿を紅白の水引に譬えたものである。
草丈は40センチから80センチくらいである。
茎には粗い毛が生える。
葉は楕円形で先が尖り、互い違いに生える(互生)。
葉の両面に毛があり、時に逆V字状の黒い斑入りのものもある。
開花時期は8月から10月である。
細長い花序が出て、小花をまばらにつける。
花弁はなく、花弁状の萼があり、深く4つに裂ける。
雄しべは5本である。
雌しべの花柱は先が2つに裂け、先端は鍵のように曲がる。
萼片4枚のうち3枚が赤く1枚が白い。
このため、上から見ると紅く、下から見ると白く見える。
俳句では「水引の花」が秋の季語である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Polygonum filiforme


★水引の花をしみじみ眺めれば
 赤くなったり白くなったり

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by sikino-hana | 2010-09-21 05:22 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)