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寒木瓜(カンボケ)

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木瓜(ボケ)はバラ科ボケ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは平安時代には渡来していたと言われ、花木として植栽されてきた。
多くの園芸品種がある。
和名の由来ははっきりしない。
実が瓜のような形をしているところから木瓜の名がついたなどの説がある。
寒木瓜(カンボケ)は、品種的には木瓜(ボケ)と変わらない。
3~4月に咲く木瓜(ボケ)に対して、11~12月ころから咲くものを特に寒木瓜(カンボケ)と呼んでいる。
樹高は1~2メートルである。
よく枝分かれをし、小枝は棘状となる。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には鋭いぎざぎざ(鋸歯)がある。
花径3センチくらいの5弁花で、基本色は紅色である。
俳句では、「木瓜の実」が秋の季語、「木瓜の花」が春の季語、「寒木瓜」が冬の季語である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Chaenomeles speciosa cv. Kanboke


★まだ寒い中に小さな花つけて
 これが寒木瓜けな気に見えて

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by sikino-hana | 2010-02-28 07:52 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

ハーデンベルギア・コンプトニアナ

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ハーデンベルギア・コンプトニアナはマメ科ハーデンベルギア属の蔓性常緑低木である。
原産地はオーストラリアで、ユーカリの林の中や石灰岩地帯の砂丘などに生える。
流通名を小町藤(コマチフジ)というハーデンベルギア・ビオラケア(Hardenbergia violacea)の近縁種である。
英名をネイティブ・ウェステリア (Native wisteria)という。
「野生の藤」という意味である。
蔓性で他の植物に絡まって伸び、4メートルくらいになる。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は披針形(笹の葉のような形)である。
原産地での開花時期は8月から9月である。
花径1センチくらいの紫色をした蝶形の花を総状につける。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hardenbergia comptoniana


★まだ他に花の少ない季節だが
 風に抗い元気に咲いて

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by sikino-hana | 2010-02-27 07:55 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

春山茶花(ハルサザンカ)

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春山茶花(ハルサザンカ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
山茶花(サザンカ)の品種は、咲く時期によってサザンカ群、カンツバキ群、ハルサザンカ群に分けられる。
春山茶花(ハルサザンカ)は、山茶花(サザンカ)と椿(ツバキ)それも主として藪椿(ヤブツバキ)とその園芸品種の自然交配で生まれた種間雑種と考えられている。
開花時期は少し遅く、12~4月くらいである。
一重や八重咲きから千重咲きまで、多様な花を咲かせる。
藪椿(ヤブツバキ)の特徴を示すものが多く、現在50品種くらいがあるという。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Camellia x vernalis


★降り積もる雪に抗い花開く
 春山茶花は桃色に萌え

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by sikino-hana | 2010-02-26 05:47 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

乙女椿(オトメツバキ)

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椿(ツバキ)は日本原産である。
学名をカメリア・ジャポニカ(Camellia japonica)という。
品種は膨大で、日本産のものだけで2000種を超えるという。
乙女椿(オトメツバキ)はその中の一つで、ユキツバキ系の品種である。
江戸時代から栽培されている。
ツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で藪椿(ヤブツバキ)よりも小さい。
花期は2月~4月である。
ピンク色の花びらを重ねた千重咲きの中輪で、咲き始めが特に美しい。
俳句の季語は春である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Camellia japonica form. otome


★薄紅の衣を重ね楚々として
 乙女椿のいま花開き
☆薄紅の花を見事に飾りつけ
 乙女椿が賑やかに咲き

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by sikino-hana | 2010-02-25 05:57 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

大三角草(オオミスミソウ)

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大三角草(オオスミソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
大きなくくりでは雪割草(ユキワリソウ)の名でも流通している。
本州の山形県以南の日本海側に分布し、山地の日陰に自生する。
花が大きく、色や形も極めて変異に富むのが特徴である。
草丈は10から15センチくらいである。
根際から生える葉は、浅く3つに裂ける。
葉の裂片の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は2月から5月くらいである。
花径は2センチくらいあり、三角草(ミスミソウ)よりも大きい。
花色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
なお、花弁のように見えるのは萼片である。
ところで、雪割草(ユキワリソウ)と呼ばれているものの原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどある。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。
俳句では「雪割草」などが春の季語である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica form. magna


★集い咲く大三角草はうっすらと
 わが身を染める紫の色

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by sikino-hana | 2010-02-24 06:09 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

玉縄桜(タマナワザクラ)

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玉縄桜(タマナワザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
生産地は神奈川県立フラワーセンター大船植物園である。
染井吉野(ソメイヨシノ)の早咲きのものから選抜育成され、平成2年に品種登録されたという。
2月中旬から咲き始めて3月上旬が見頃となる。
普通の染井吉野(ソメイヨシノ)に比べると、花びらはピンク色がやや濃い。
かつて同園の近くにあった玉縄城にちなんで名づけられた。
玉縄城は、北条早雲が活躍したころや、秀吉の小田原城攻めなどで、要衝の城として登場する。
なお、染井吉野(ソメイヨシノ)は大島桜(オオシマザクラ)と江戸彼岸(エドヒガン)の雑種である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus x yedoensis cv. Tamanawa-zakura


★戦国の世になぞらえて玉縄の
 名を冠せられ咲く桜あり

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by sikino-hana | 2010-02-23 05:43 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

ヘレボルス・ニゲル

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ヘレボルス・ニゲルはキンポウゲ科ヘレボルス属の多年草である。
原産地はヨーロッパの中南部から西アジアにかけてである。
ヘレボルス属の原種は20種くらいある。
英名のクリスマスローズ(Christmas rose)をこの種全体の名称に充てることもあるが、正確には本種を指す言葉である。
草丈は20から30センチである。
根際から生える葉は鳥足状に7つから9つに深く裂ける。
開花時期は12月から3月である。
花弁のように見えるのは萼片で、5枚ある。
花弁は退化していて、雄しべの周りに密腺状につく。
花径は5から6センチあり、下向きに咲く。
花の色は白い。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Helleborus niger


★ほんとうのクリスマスローズわたしなの
 俯きながらニゲル呟き

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by sikino-hana | 2010-02-22 05:50 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

春日野(カスガノ)

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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
春日野(カスガノ)はその栽培品種の1つである。
野梅系・野梅性の八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
花の色は白と桃色に咲き分け、絞りになるものもある。
開花時期は2月から3月である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Prunus mume cv. Kasugano


★咲き分ける梅もいろいろあるのだと
 驚き見つめる春日野の花

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by sikino-hana | 2010-02-21 12:44 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

黒雲(クロクモ)

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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
黒雲(クロクモ)はその栽培品種の1つである。
緋梅系・紅梅性の紅色をした八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
花芯は緑色をしている。
開花時期は2月から3月である。
写真は2月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus mume cv. Kurokumo


★紅の色ぐぐっと見せて引き締まる
 黒雲の花見事に咲いて

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by sikino-hana | 2010-02-20 07:26 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

思いのまま(オモイノママ)

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梅(ウメ)はバラ科サクラ属の落葉小高木である。
中国原産で、日本へは古代に渡来した。
思いのまま(オモイノママ)はその栽培品種の1つである。
野梅系・野梅性の八重咲きの中輪(20から25ミリ)である。
別名を輪違い(リンチガイ)という。
1つの枝に、白、淡い紅色、紅色、絞りの花がつく。
開花時期は2月から3月である。
写真は2月に小石川植物園で撮った。
学名:Prunus mume cv. Omoinomama


★紅白を自在に操り咲く姿
 不思議だけれどどこか不自然

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by sikino-hana | 2010-02-19 05:56 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)