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アメリカ捩摺り(アメリカモジズリ)

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アメリカ捩摺り(アメリカモジズリ)はラン科ネジバナ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
流通名を秋咲き捩花(アキザキネジバナ)ともいう。
学名からスピランテス・ケルヌアとも呼ばれる。
種小名の片仮名表記は「セルヌア」とするものもある。
日本にも分布する捩花(ネジバナ)と比べ、草丈が高くて開花時期が遅く、花の色が白くて大きいことが特徴である。
草丈は30~50センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は8~11月である。
花の色は白く、花序は捩れる。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
写真は変種のオドラータ(var. odorata)と表示されていた。
odorata には「香りのよい」という意味がある。
学名:Spiranthes cernua


★アメリカに大きな捩花あるんだね
 色は白くて背丈も高く

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by sikino-hana | 2009-10-31 15:40 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

シクラメン・ヘデリフォリウム

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シクラメン・ヘデリフォリウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
原産地はヨーロッパのフランスからギリシャにかけた一帯である。
シクラメンの原種の1つである。
かつてはネアポリナタム(Cyclamen neapolinatum)と呼ばれていた。
日本で育てやすいシクラメンということで古くから栽培されている。
草丈は10~15センチくらいである。
花の後に展開する葉は三角形ないし心臓形で浅く裂け、長い柄がある。
葉には銀色の模様が入る。
開花時期は9~11月である。
花の色は淡いピンクで、つけ根の部分の色が濃い。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen hederifolium


★妖精を思わすような花姿
 原種ならばの趣湛え

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by sikino-hana | 2009-10-30 05:27 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

青柳花(アオヤギバナ)

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青柳花(アオヤギバナ)はキク科アキノキリンソウ属の多年草である。
秋の麒麟草(アキノキリンソウ)とよく似ており、その変種として位置づけられたこともある。
現在は独立種とされているが、典型的な渓流植物である。
本州、四国、九州、屋久島などに分布するが、生育域が限られていることもあり、絶滅危惧種に指定する県も多い。
名の由来は、細長い葉を柳にたとえたものである。
草丈は20~50センチくらいになる。
開花時期は8~10月である。
茎の先にたくさんの黄色い花を穂状につける。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Solidago yokusaiana


★渓流の瀬音が似合う花姿
 青柳花はしなやかに咲き
☆川岸の青柳花は揺れており
 姿は似ても消え行く花と

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by sikino-hana | 2009-10-29 05:54 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

シクラメン・キリキウム

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シクラメン・キリキウムはサクラソウ科シクラメン属の多年草である。
種小名の片仮名表記は「シリシウム」「キリシウム」とするものもある。
原産地はトルコの南部である。
草丈は10センチくらいである。
葉は円心形で、縁は波打つ。
開花時期は10~12月くらいである。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は2センチくらいで、花弁は細い。
花の色はピンクだが、白花の変種もある。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Cyclamen cilicium


★妖精の舞うがごとくにキリキウム
 秋晴れの空目にも眩しく

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by sikino-hana | 2009-10-28 05:42 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

草八手(クサヤツデ)

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草八手(クサヤツデ)はキク科クサヤツデ属の多年草である。
本州の神奈川県から九州にかけて太平洋側に分布し、山地の川岸や林の縁などに生える。
草丈は20~50センチくらいである。
茎は直立をする。
根際から生える葉には長い柄があり、5つから7つに手のひら状に裂ける。
裂片の先は更に浅く裂け、ぎざぎざ(鋸歯)がある。
この形状が「八手」に似ているというのが和名の由来である。
開花時期は9~11月である。
茎先に円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い紅紫色をした花(頭花)を下向きにたくさんつける。
花径は5ミリくらい、花冠の長さは15ミリくらいである。
筒状花は先が細く5つに裂けて反り返る。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Diaspananthus uniflorus


★キク科とは思えぬような姿して
 草八手咲く俯きながら

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by sikino-hana | 2009-10-27 06:06 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

野朝顔(ノアサガオ)

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野朝顔(ノアサガオ)はヒルガオ科サツマイモ属(イポメア属)の多年草である。
原産地は熱帯アジアである。
本州の伊豆半島や、四国から沖縄にかけて、小笠原諸島などで野生化し、海岸の草地や崖、人里近い道端などに生える。
草丈は50~150センチくらいである。
茎は地を這い、他のものに巻きつきながら伸びる。
長いものだと10メートルを超える。
葉は心形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉の両面に毛が生える。
開花時期は6~12月くらいである。
枝先や葉の脇に数輪の花をつける。
花径6~7センチの漏斗状で、花の色は淡い青色である。
一日花で、午後になると花の色は紅紫色に変わる。
花の柄には2枚の苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)がつく。
萼片は5枚で先が尖り、反り返らない。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ipomoea indica(=Ipomoea congesta)


★朝顔もいろんな種類あるんだね
 野生の花だよこの朝顔は

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by sikino-hana | 2009-10-26 05:53 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

達磨菊(ダルマギク)

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達磨菊(ダルマギク)はキク科シオン属の多年草である。
本州の西部から九州にかけて分布し、日本海側の海岸の岩場に生える。
海外では、朝鮮半島やウラジオストクにも分布する。
草丈は20~40センチくらいである。
茎は木質化し、上部でよく枝分かれをする。
葉はへら状で、重なり合うように互い違いに生える(互生)。
葉はビロード状の白い毛で覆われている。
開花時期は9~12月である。
長い花柄の先に、淡い青紫色をした花(頭花)を上向きにつける。
舌状花に囲まれた真ん中の筒状花は黄色である。
総苞片(花序全体を包む葉の変形したもの)は細かく尖り、3列である。
名の由来は、ずんぐりした花姿から玩具の達磨を連想したものであろう。
写真は10月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Aster spathulifolius


★くるりんと葉っぱを巻いて達磨菊
 どこか愉快な姿に見えて

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by sikino-hana | 2009-10-25 06:19 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

籠目蘭(カゴメラン)

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籠目蘭(カゴメラン)はラン科シュスラン属の多年草である。
伊豆諸島と鹿児島県南部から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える地生種である。
分類上は、八丈繻子蘭(ハチジョウシュスラン)の変種とされている。
特徴は、葉に網目模様の白い斑が入ることである。
基本種のほうは帯状の斑である。
草丈は10~30センチくらいである。
茎は地を這い、先で直立する。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は10~11月くらいである。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、淡い紅色を帯びた小さな白い花をたくさんつける。
距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)が白くて短いのが特徴である。
写真は10月に神代植物公園の野草展で撮った。
学名:Goodyera hachijoensis var. matsumurana


★葉の模様とても綺麗な籠目蘭
 自然の生んだ不思議に触れて

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by sikino-hana | 2009-10-24 07:16 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)

斑入り蒲(フイリガマ)

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蒲(ガマ)はガマ科ガマ属の多年草である。
北海道から九州にかけて分布し、池や沼などに生える。
海外では、温帯から熱帯にかけて広く分布する。
斑入り蒲(フイリガマ)はその園芸品種である。
特徴は葉に縦縞が入ることである。
草丈は1~2メートルである。
根際から生える葉は線形で分厚い。
開花時期は6~8月である。
丸っこいソーセージのような茶色の花穂が雌花で、雄花はその先につく。
写真は10月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Typha latifolia cv. Fuiri Gama


★蒲だって斑入りがあっていいじゃない
 穂もいいけれど葉はアクセント

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by sikino-hana | 2009-10-23 06:48 | 夏の花 | Trackback | Comments(0)

相模上臈杜鵑草(サガミジョウロウホトトギス)

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相模上臈杜鵑草(サガミジョウロウホトトギス)はユリ科ホトトギス属の多年草である。
神奈川県の固有種である。
丹沢山地に分布し、沢沿いの岩場に生える。
フォッサマグナ要素の植物である。
環境省のレッドリスト(2007)では、「ⅠA類ほどではないが、近い将来における絶滅の危険性が高い種」である絶滅危惧IB類(EN)に登録されている。
草丈は30~60センチくらいである。
茎には毛はなく、垂れ下がって生える。
上臈杜鵑草(ジョウロウホトトギス)に似るが小形である。
葉は卵状の披針形で、互い違いに生える(互生)。
葉のつけ根の部分は茎を抱く。
開花時期は8~9月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、長さ3センチくらいの黄色い釣鐘形をした花を2~5輪くらい垂れ下げる。
総状花序となるのは本種の特徴である。
花被片の内側には赤紫色の斑点がたくさんある。
写真は10月に神代植物公園の野草展で撮った。
学名:Tricyrtis ishiiana


★限られた土地に根づいたこの花が
 ここに咲くのを訝りつつも

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by sikino-hana | 2009-10-22 05:40 | 秋の花 | Trackback | Comments(0)