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喇叭花(ラッパバナ)

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喇叭花(ラッパバナ)はナス科ラッパバナ属(ソランドラ属)の蔓性常緑低木である。
原産地はメキシコ、ジャマイカなどである。
英名はカップオブゴールド(cup of gold)である。
日本へは1951年に渡来した。
蔓を伝って伸び、樹高は6メートルくらいになる。
葉は楕円形で艶がある。
開花時期は3~5月くらいである。
花は夕方に開花する。
蕾を開くときにはポンという音を立てるそうである。
花にはココナツのような香りがある。
ラッパ状で花径は15センチくらいあり大きく、先は5つに裂ける。
花の色は咲き始めは白く、日がたつにつれて黄色くなる。
花には紫色の筋が入る。
写真は2月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Solandra grandiflora


★ふと見れば頭上高く喇叭花
 撮ってご覧と花を開いて

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by sikino-hana | 2009-02-28 09:24 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

山筑紫菫(ヤマツクシスミレ)

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山筑紫菫(ヤマツクシスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
原産地は東アジアから東南アジアにかけての亜熱帯や熱帯の地域である。
日本に自生するものはない。
分類上は、筑紫菫(ツクシスミレ)の亜種とされている。
学名からきたビオラ・テヌイスの名でも流通している。
なお、筑紫菫(ツクシスミレ)も古い時代に持ち込まれたものが帰化したものと推定されている。
草丈は5~15センチくらいである。
無茎種である。
花茎は赤く、毛が生える。
葉はさじ形で、少し肉厚である。
開花時期は12~4月くらいである。
花の色は淡い紅紫色で、つけ根の部分は白く真ん中が黄色い。
唇弁には紫色の筋が入る。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の菫展で撮った。
学名:Viola diffusa ssp. tenuis(=Viola tenuis)


★南国のムードかもして菫咲く
 名前はなぜか山筑紫菫

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by sikino-hana | 2009-02-27 06:04 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

琉球薔薇苺(リュウキュウバライチゴ)

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琉球薔薇苺(リュウキュウバライチゴ)はバラ科キイチゴ属の落葉低木である。
本州の房総半島から沖縄にかけて分布し、海岸に近い山地の道端や林の縁などに生える。
海外では、朝鮮半島の南部や台湾にも分布する。
別名を大薔薇苺(オオバライチゴ)ともいう。
樹高は1~2メートルである。
枝には紅紫色の腺毛(粘着物質を出す毛)が密生し、鉤形の棘が疎らに生える。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉3~7枚で1枚の葉が構成される。
小葉の形は幅の広い楕円形で先は尖り、縁には鋭い重鋸歯(大きなぎざぎざに更に細かなぎざぎざがある)がある。
開花時期は1~5月である。
開花時期は自生地によって異なる。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、花径4センチくらいの白い花を1~3個ずつつける。
花の後にできる実は直径1センチくらいの集合果で、赤く熟すと食べられる。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Rubus croceacanthus(=Rubus rosaefolius subsp. maximowiczii)


★純白を雄しべが映える薔薇苺
 まばゆいほどに豪華に咲いて

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by sikino-hana | 2009-02-26 06:10 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

長葉の五斂子(ナガバノゴレンシ)

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長葉の五斂子(ナガバノゴレンシ)はカタバミ科ゴレンシ属の常緑高木である。
スターフルーツの名で知られる五斂子(ゴレンシ)と同じ仲間である。
別名をビリンビ(bilimbi)という。
原産地はインドネシア、マレーシアである。
現在では熱帯アジアの各地で栽培されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉の形は長い楕円形である。
幹や枝から円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、暗い紅紫色の花をつける。
実は楕円形ないし卵形である。
酸味が強いので生食には向かない。
カレーやピクルスの材料となるなど調理食材として利用される。
花の写真は7月につくば植物園で撮った。
実の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Averrhoa bilimbi



★ピクルスが美味いそうだよビリンビは
 酸っぱいらしい食べてみたいな

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by sikino-hana | 2009-02-25 06:16 | 果実 | Trackback | Comments(0)

仏桑花(ブッソウゲ)

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仏桑花(ブッソウゲ)はアオイ科フヨウ属(ヒビスクス属)の常緑低木である。
中国南部ないしインド洋の島々が原産地だと考えられている。
ハワイに持ち込まれてから急速に広まった。
摘んでもなかなかしおれないので、ハワイではレイ(花の首飾り)に使われる。
樹高は2~3メートルくらいである。
幹は直立をし、よく枝分かれをする。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には粗く不揃いなぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期6~9月である。
暖地では周年開花をする。
沖縄などでも1年中咲いている。
沖縄での方言名はアカバナーという。
一日花だが次々に蕾をつけて咲く。
大きな広い漏斗状の赤い5弁花で、長く突き出た蕊柱(雄しべと雌しべの合着したもの)が特徴である。
園芸品種が多く、ハイビスカスの名で親しまれている。
園芸品種は、花の色も紅色、白、桃色、黄色、橙色など多彩である。
俳句の季語は夏である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯植物緑化植物園で撮った。
学名:Hibiscus rosa-sinensis


★南国の風を伝えて仏桑花
 鮮やかに咲く陽射しの中で

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by sikino-hana | 2009-02-24 06:05 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

美容蛸の木(ビヨウタコノキ)

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美容蛸の木(ビヨウタコノキ)はタコノキ科タコノキ属(パンダヌス属)の常緑高木である。
パンダヌス属は世界に650種ほどある。
本種の原産地はマダガスカルである。
日本では沖縄で公園樹とされる。
樹高は10~20メートルである。
空気中に伸びる根を気根というが、これがタコの足のように見える。
葉は青緑色をした線形で、長さが50~100センチくらいあり、螺旋状にねじれる。
葉の縁と中央脈の裏側には赤く鋭い刺がある。
実は集合果で枝先から垂れ下がり、橙色に熟する。
タコノキ属で一番美しいというのが和名の由来である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pandanus utilis


★こんなにも育つものなのタコの足
 異形見つめて溜息ついて

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by sikino-hana | 2009-02-23 06:13 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

ピタンガ

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ピタンガ(pitanga)はフトモモ科エウゲニア属の常緑低木である。
原産地はブラジルである。
ブラジルでは果樹として人気がある。
広く熱帯・亜熱帯地域で栽培されているが、原産地ほどの人気はない。
ピタンガはツピー語(Tupi)で「赤い果実」という意味である。
ツピー語というのはブラジルやパラグアイに住んだ先住民族の言語である。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は9月くらいである。
葉の脇に白い花がつく。
結実時期は10~11月である。
熟すと濃い赤色になる。
実は生食にされるほか、ジャムやゼリー、アイスクリームなどに加工される。
和名は橘赤楠(タチバナアデク)という。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Eugenia uniflora


★どのような味がするのかピタンガは
 尽きぬ興味に唾を飲み込み

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by sikino-hana | 2009-02-22 10:16 | 果実 | Trackback | Comments(0)

パパイヤ

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パパイヤ(papaya)はパパイヤ科パパイヤ属の常緑小高木である。
「パパイア」と表記することもある。
原産地は熱帯アメリカである。
日本へは明治時代の中期に渡来した。
樹高は7~10メートルくらいである。
幹は直立し、中は空洞である。
葉は大型の手のひら状で、幹の上部に互い違いに生える(互生)。
開花時期は周年である。
通常は雌雄異株である。
雄花は長い総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)になって垂れ下がる。
花の色は白く、花径は2センチくらいの5弁花である。
雌花は幹に直接つき、花径4センチくらいの白い5弁花である。
そのほかに両性株もあり、この場合は両性花がつく。
実は長さが10~20センチくらいで、黄色に熟する。
タンパク質分解酵素のパパインを含む。
沖縄では野菜としても利用している。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Carica papaya


★青くても役に立つんだパパイヤは
 千切りの味なかなかいいよ

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by sikino-hana | 2009-02-21 09:32 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

蛸の木(タコノキ)

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蛸の木(タコノキ)はタコノキ科タコノキ属の常緑小高木である。
タコノキ属はアジア、アフリカ、太平洋諸島、オーストラリアなどに分布し、650種くらいある。
本種は小笠原諸島特産である。
学名のには「小笠原の」という意味がある。
環境省のレッドデータブックでは、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は5~10メートルくらいである。
根元に気根(空気中に伸びる根)が垂れるのが特徴である。
それが蛸の足のように見えるというのが名の由来でもある。
葉き肉厚で、細長い剣状である。
葉の縁には鋭い棘状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
花序は肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。
雄花は黄白色で、雌花は緑色である。
花の後にできる実はパイナップルのような集合果で、10月ころに赤黄色に熟する。
実は食べられる。
別名を小笠原蛸の木(オガサワラタコノキ)という。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Pandanus boninensis



★足元がとてもミラクル蛸の木は
 ねじれよじれて踏ん張りながら

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by sikino-hana | 2009-02-20 06:18 | 果実 | Trackback | Comments(0)

崑崙花(コンロンカ)

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崑崙花(コンロンカ)はアカネ科コンロンカ属の常緑低木である。
原産地は中国の南部である。
日本では、鹿児島県の種子島より南に分布する。
樹高は1メートルくらいである。
開花時期は5~7月くらいだが、暖地では周年開花をする。
白い葉のように見える部分は、萼片の 1 枚が大きくなったものである。
花は花径1センチくらいの星形で、黄色い。
名の由来は白い萼片の様子を崑崙山の雪に見立てたものだという。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Mussaenda parviflora


★葉なのかと思えば萼の変化した
 姿と聞いて首を傾げて

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by sikino-hana | 2009-02-19 06:08 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)