<   2009年 01月 ( 31 )   > この月の画像一覧

ベンガル矢筈葛(ベンガルヤハズカズラ)

d0125765_943135.jpg

ベンガル矢筈葛(ベンガルヤハズカズラ)はキツネノマゴ科ヤハズカズラ属(ツンベルギア属)の蔓性常緑多年草である。
原産地はインドのベンガル地方である。
葉はハート形で細かい毛が密生し、周りに角がある。
木質の蔓植物で、沖縄などでは壁やフェンスに這わせて、緑だけでなく花も観賞する。
蔓は10メートルにも伸びる。
やわらかな青紫色の花房は、藤のように房状に垂れ下がり、次々と開花する。
周年開花性があるが、春と秋に満開となる。
ベンガル地方が原産地で矢筈のような形をした葉だというのが名の由来である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Thunbergia grandiflora


★さわやかな花は空色大きくて
 満開時は息を呑むほど

d0125765_9433367.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-31 09:44 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

鰭山椒(ヒレザンショウ)

d0125765_665335.jpg

鰭山椒(ヒレザンショウ)はミカン科サンショウ属の常緑低木である。
分類上は、岩山椒(イワザンショウ)と同一とする見方と岩山椒(イワザンショウ)の変種とする見方があるようである。
日本では小笠原諸島の父島と沖縄県に分布し、サンゴ礁の石灰岩地帯に生える。
海外では、台湾や中国の南部にも分布する。
樹高は1~2メートルである。
枝には小さな棘がある。
葉は奇数羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される。
複葉の長さは4~5センチ、小葉の長さは5~6ミリである。
葉には艶があり、ちぎると柑橘系の香りがする。
葉の柄に翼があるのが特徴である。
これが名の由来でもある。
実は直径3ミリくらいの球形で、種子は黒くて光沢がある。
葉や実は山椒(サンショウ)の代用品となる。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Zanthoxylum beecheyanum(=Zanthoxylum beecheyanum var. alatum)


★南国に南国なりの香りあり
 鰭山椒に鼻を近づけ

d0125765_671756.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-30 06:08 | 果実 | Trackback | Comments(0)

ワイルドポインセチア

d0125765_6153339.jpg

ワイルドポインセチアはアカネ科ワルシェウィッチア属の常緑低木である。
原産地は熱帯アメリカである。
和名は猩々虎ノ尾(ショウジョウトラノオ)である。
「猩々」というのは中国の伝説上の禽獣で、オランウータンの和名でもある。
赤い萼片を「猩々」に譬え、長い花序を「虎ノ尾」に見立てたのが名の由来である。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~5月だが、不定期に開花するようである。
枝先に弓なりに伸びる長い花序をつけ、萼片が花弁状になった濃い紅色の花をつける。
デビットオーヤン(Davio Auyong)という八重咲きの園芸品種もあり、トリニダード・トバゴ共和国の国花となっている。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Warszewiczia coccinea


★赤い尾をぐんと伸ばして小鳥たち
 手招きをする不思議な姿

d0125765_6154359.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-29 06:17 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

マニラ椰子(マニラヤシ)

d0125765_6143519.jpg

マニラ椰子(マニラヤシ)はヤシ科ビーチア属の常緑小高木である。
属名の片仮名表示は「ベイチィア属」とするものもある。
原産地はフィリピンである。
樹高は4~6メートルである。
幹は細く、つけ根の部分がやや膨らむ。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
小葉の先端は不定形に切れ込んでいる。
葉は幹の先に数枚束になって生える(束生)。
複葉は弓のように湾曲している。
花は房状につき、クリーム色である。
雌雄異株で、雌株には真っ赤な赤い実が房状につく。
英名はクリスマスパーム(Christmas palm)である。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Veitchia merrillii


★小形でも姿かたちが美しく
 これが椰子さと誇るがごとく

d0125765_6144517.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-28 06:16 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

八重山椰子(ヤエヤマヤシ)

d0125765_6153279.jpg

八重山椰子(ヤエヤマヤシ)はヤシ科ヤエヤマヤシ属の常緑高木である。
わが国の石垣島と西表島だけに分布する。
1属1種である。
自生地は石垣島に1か所、西表島に2か所あるのみで、いずれも国指定の天然記念物に指定されている。
環境省のレッドデータブックでは、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
近縁のノヤシ属は南太平洋に分布し、台湾やフィリピンには存在しないとのことで、琉球列島の植生を知る上で重要な意味をもつ。
樹高は10~20メートルである。
高いものでは25メートルに達する。
幹は円柱形で、直径30~40センチである。
色は赤褐色で、葉が落ちた後の環状紋がある。
葉は羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がたくさん並んで1枚の葉が構成される。
長さは5メートルくらいある。
小葉の形は線状の剣形で、先が少し裂けている。
葉は幹の先に数枚束になって生える(束生)。
葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)は赤色を帯び、筒状となって幹を包む。
花序は肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)である。
雌雄同株である。
雌花は花序の下部につき、雄花は花序の上部につく。
萼片と花弁がそれぞれ3枚ずつある。
花の色は淡い黄色で、雄花のほうが少し小さく、雄しべは6本である。
実は楕円形で、黒く熟する。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Satakentia liukiuensis


★孤立して生えた椰子の木台風と
 闘いながら群落つくり

d0125765_6153816.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-27 06:16 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

斑入り大万年蘭(フイリオオマンネンラン)

d0125765_681095.jpg

斑入り大万年蘭(フイリオオマンネンラン)はリュウゼツラン科フルクラエア属の常緑多年草である。
原産地はコロンビアである。
分類上は、大万年蘭(オオマンネンラン)の変種とされている。
特徴は、葉の中央部に黄白色の斑が入ることである。
草丈は7メートルくらいになる。
葉は披針形で、ロゼット状に生える。
葉先や縁に棘があるが、鋭くはない。
花の色は緑白色で、花径は5センチくらいある。
花の後にムカゴができて繁殖する。
写真は11月に沖縄県沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Furcraea gigantea var. mediopicta


★南国へ行けば不思議な植物が
 いろいろあるよ大きな姿


花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-26 06:09 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

扇芭蕉(オオギバショウ)

d0125765_713930.jpg

扇芭蕉(オオギバショウ)はバショウ科タビビトノキ属の常緑多年草である。
原産地はマダガスカルである。
1属1種である。
英名をトラベラーズツリー(traveller's tree)という。
和名は旅人の木(タビビトノキ)である。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は1つの平面方向のみに交互に出て、扇状に大きく開く。
開花時期は10~12月くらいである。
花は極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)に似ていて白い。
和名の由来は、葉のつけ根にたまった雨水を旅人が飲むということからきている。
上の写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
下の写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ravenala madagascariensis


★美しい姿にうっとり見蕩れるよ
 扇芭蕉のその名の通り

d0125765_7133880.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-25 07:13 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

徳利椰子擬き(トックリヤシモドキ)

d0125765_913445.jpg

徳利椰子擬き(トックリヤシモドキ)はヤシ科トックリヤシ属の常緑高木である。
原産地はインド洋にあるマスカリン諸島のロドリゲス島である。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
樹高は5~10メートルくらいである。
幹は滑らかで環状紋があり、地面に近い部分がやや肥大する。
幹の先に羽状葉が束生する。
開花時期は周年である。
幹の上部に棍棒状の肉穂花序(柄のない花が花茎に均等につき、主軸が肉厚に膨らんだもの)を出し、橙色の小さな花をたくさん下垂させる。
実は長さ2センチくらいの円柱状で、暗い緑色に熟する。
写真は11月に沖縄県沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Mascarena verschaffeltii


★徳利と言うほど太くならぬけど
 どこか愉快な姿を見せて

d0125765_9132354.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-24 09:13 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

太平洋胡桃(タイヘイヨウクルミ)

d0125765_6125693.jpg

太平洋胡桃(タイヘイヨウクルミ)はマメ科タイヘイヨウクルミ属の常緑高木である。
マレー半島からマルキーズ諸島にかけて分布し、河川の近くやマングローブの湿地帯に生える。
また、プランテーションで栽培される。
英名はタヒチアン・チェストナッツ(Tahitian chestnut)である。
チェストナッツは「栗」のことである。
サモアやフィジーなどでは主要な食糧となっている。
熟す前の実を焼いて中味を食べるという。
もともとはポリネシア民族が航海中の食料とし、太平洋諸島一帯に広がった。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は長さ30センチくらいの楕円形で、互い違いに生える(互生)。
花は白い5弁花である。
実は直径10センチくらいの卵形で、堅い莢の中に大きな種子がある。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯ドリームセンターで撮った。
学名:Inocarpus fagifer(=Inocarpus fagiferus)


★時として流れ着く実もあるという
 ポリネシアでは欠かせぬ食べ物

d0125765_6132660.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-23 06:14 | 果実 | Trackback(1) | Comments(0)

テキーラ龍舌蘭(テキーラリュウゼツラン)

d0125765_6233184.jpg

テキーラ龍舌蘭(テキーラリュウゼツラン)はリュウゼツラン科リュウゼツラン属の常緑多年草である。
原産地はメキシコである。
蒸留酒テキーラを製造するために各地で栽培されている。
ただし、テキーラと名乗れるのはハリスコ州テキーラ市周辺で製造されるものに限られる。
このあたりにある「テキーラの古い産業施設群とリュウゼツランの景観」は世界遺産に登録されている。
学名のアガベ・テキーラで表示するものもある。
大型の植物で、草丈は5メートルにも及ぶ。
葉は多肉質で、ロゼット状に生える。
写真は11月に沖縄県沖縄市の東南植物楽園で撮った。
学名:Agave tequilana


★潮騒の運ぶ音色はテキーラの
 グラス重ねる乾杯の声

d0125765_6235425.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
[PR]
by sikino-hana | 2009-01-22 06:25 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)