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日本水仙(ニホンズイセン)

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水仙(スイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
日本水仙(ニホンズイセン)は房咲き水仙(フサザキスイセン)の仲間である。
房咲き水仙(フサザキスイセン)の原産地は地中海沿岸地方で、シルクロードを経由して中国にもたらされた。
日本へは、平安時代に遣唐使などによって薬草として持ち込まれ、野生化して日本水仙(ニホンズイセン)となった。
草丈は40センチくらいである。
根際から生える葉は平たい線形で、4~6枚ある。
開花時期は12~3月である。
花の色は外側が白く、真ん中にある副冠といわれる筒状の部分黄色い。
俳句では「水仙」や「水仙花」が春の季語である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Narcissus tazetta var. chinensis


★お世辞など言っては厭よおほほのほ
 自慢顔して水仙の咲き

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by sikino-hana | 2008-12-31 08:22 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

素心蝋梅(ソシンロウバイ)

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蝋梅(ロウバイ)はロウバイ科ロウバイ属の落葉低木である。
原産地は中国である。
日本へは江戸時代に朝鮮半島を経由して渡来した。
樹高は2~5メートルくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は1~2月くらいである。
葉の展開に先立って、花径2センチくらいの花をたくさんつける。
花の少ない時期に咲くので珍重されている。
蝋梅(ロウバイ)の名は、蝋細工のように見える花の姿から来ており、辺り一面に水仙に似た芳香を漂わせる。
写真は素心蝋梅(ソシンロウバイ)と言われる種類のものである。
蝋梅(ロウバイ)は花弁の中心部が濃い紫色になるのだが、素心蝋梅(ソシンロウバイ)は花弁全体が黄色くなる。
素心蝋梅(ソシンロウバイ)が渡来したのは明治時代である。
英名はウインタースイート(winter sweet)である。
俳句では「蝋梅」が冬の季語である。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Chimonanthus praecox var. lutea


★蝋梅はそっと顔出し身をすくめ
 だけど優しい香りに満ちて

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by sikino-hana | 2008-12-30 09:56 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

親王椰子(シンノウヤシ)

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親王椰子(シンノウヤシ)はヤシ科ナツメヤシ属(フェニックス属)の常緑低木である。
原産地はインドシナ半島である。
樹高は2~5メートルである。
幹は直立をする。
葉の落ちた痕は小突起状になる。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)である。
葉は長さが150センチくらいあり、幹の先に集まってつく。
葉の柄には鋭い刺がある。
花はクリーム色で、よい香りがする。
実は卵形で黒く熟する。
写真は11月に沖縄県具志川市の東南植物楽園で撮った。
学名:Phoenix roebelenii


★小粒でもぴりり締まったその姿
 名も優雅なり親王椰子は

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by sikino-hana | 2008-12-29 09:45 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

観音竹(カンノンチク)

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観音竹(カンノンチク)はヤシ科カンノンチク属(ラピス属)の常緑低木である。
属の和名はシュロチク属とされる場合もある。
「竹」の字がつくがタケの仲間ではない。
原産地は中国南部、東南アジアである。
名の由来は、沖縄の寺院の山号である観音山からきている。
日本へは江戸時代の初期に琉球から渡来し、多くの園芸品種が生まれた。
樹高は1~4メートルくらいである。
多くの幹が束になって生え、株立ち状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)となる。
葉は手のひら状に4~8枚に深く裂ける。
葉は濃い緑色で艶がある。
近縁種の棕櫚竹(シュロチク)に比べると、小葉の数が少なく幅が広い。
開花時期は3~6月である。
雄雌異株である。
長さ20~30センチくらいの円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)をつくる。
英名はレディパーム(lady palm)である。
写真は11月に沖縄県具志川市の東南植物楽園で撮った。
学名:Rhapis excelsa


★鉢植えで高い人気を誇るけど
 地植えをすればこんなに元気

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by sikino-hana | 2008-12-28 08:38 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

大王椰子(ダイオウヤシ)

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大王椰子(ダイオウヤシ)はヤシ科ダイオウヤシ属(ロイストネア属)の常緑高木である。
原産地はキューバ、フロリダ半島である。
英名はロイヤルパーム(royal palm)である。
まさに「ヤシの王様」である。
樹高は15~25メートルくらいである。
幹は太くて直立し、灰白色である。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、幹の先に束になって生える(束生)する。
葉の長さは2~3メートルくらいある。
小葉は細い。
雄雌同株である。
実は小さな球形で、紫色に熟する。
寒さに弱いので、日本では沖縄あたりでないと露地植えはできない。
写真は11月に沖縄県具志川市の東南植物楽園で撮った。
学名:Roystonea regia


★大王の名にふさわしく堂々と
 伸びる姿に見蕩れるばかり

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by sikino-hana | 2008-12-27 08:37 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

インド素馨(インドソケイ)

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インド素馨(インドソケイ)はキョウチクトウ科インドソケイ属(プルメリア属)の常緑低木である。
原産地はメキシコからパナマにかけた一帯である。
名に「インド」がつくのは最初の栽培地であったことによる。
別名を大葉プルメリア(オオバプルメリア)という。
ハワイではレイに用い、東南アジアでは葬儀用の花とする。
日本へは、戦後になってハワイから沖縄へ導入された。
樹高は3~5メートルくらいである。
葉は長い楕円形である。
葉は革質で艶がある。
開花時期は7~12月である。
花は大きくてよい香りがする。
花の色は桃色ないし赤が基本色で、黄色や白、複色などのものもある。
乳白色の樹液には毒が含まれている。
英名はテンプルツリー(temple tree)である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Plumeria rubra


★強烈な香りとともに咲き出づる
 インド素馨は南国の花

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by sikino-hana | 2008-12-26 06:22 | 冬の花 | Trackback | Comments(2)

碁盤の脚(ゴバンノアシ)

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碁盤の脚(ゴバンノアシ)はサガリバナ科サガリバナ属の常緑高木である。
沖縄県の石垣島、西表島、波照間島に分布し、海岸の林の中に生える。
これは分布域の北限である。
海外では、台湾、東南アジア、南太平洋、オーストラリアなどにも分布する。
環境省のレッドデータブックでは、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」である絶滅危惧ⅠA類(CR)に登録されている。
樹高は8~15メートルくらいである。
葉は長い楕円形である。
葉には艶があり、両面ともに毛は生えていない。
開花時期は周年である。
葉の脇に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い4弁花を上向きにつける。
花は夜に開いて朝には落ちる。
後に萼と長い雄しべが残る。
雄しべは長さが10センチくらいあり、下のほうは白く上のほうは紫色を帯びる。
和名の由来は、実が四角形で4稜があり、碁盤の脚に似ていることからきている。
実は種子を1個含み、海水に浮いて遠くへ散布される。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯ドリ-ムセンターで撮った。
学名:Barringtonia asiatica


★花咲けば虹のごとくに鮮やかに
 空に向かって雄しべ広げて

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by sikino-hana | 2008-12-25 06:14 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

四川常磐柿(シセントキワガキ)

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四川常磐柿(シセントキワガキ)はカキノキ科カキノキ属の常緑低木である。
原産地は中国中南部の四川省などである。
「常磐」の名が示すように常緑樹である。
枝葉は密生する。
枝には刺が多い。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には艶があり、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
開花時期は5~6月である。
雌雄異株である。
雄株で多くの花を咲かせる。
秋に熟する実は小さく、雌株の長い柄の先にぶら下がる。
甘柿である。
写真は12月に小石川植物園で撮った。
学名:Diospyros cathayensis


★ぶら下がるオレンジ色の小さな実
 誰を手招くこっちは甘い

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by sikino-hana | 2008-12-24 06:30 | 果実 | Trackback | Comments(0)

白実の万両(シロミノマンリョウ)

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万両(マンリョウ)はヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木である。
関東地方以南の本州から沖縄にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、観賞用として植栽される。
海外では、朝鮮、中国、台湾、インドシナ、インド、マレーなどにも分布する。
お正月の縁起物として、盆栽や切り花によく使われる。
白実の万両(シロミノマンリョウ)はその品種の1つである。
特徴は、実が熟すと白くなることである。
樹高は30~100センチくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~7月である。
枝先に集散花序(茎先に花がつき、少し下から横枝が出てその先にも花がつく)を出し、白い小花をたくさんつける。
花径は8ミリくらいで、花冠は5つに裂けて横に開き、裂片の先は反り返る。
雄しべは5本あり、黄色い三角形になる。
結実時期は11~3月くらいである。
晩秋に球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)が白く熟し、翌春まで木についている。
写真は12月に向島百花園で撮った。
学名:Ardisia crenata form. leucocarpa


★万両に白く熟す実もあるは
 面白かれど寒くもありて
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by sikino-hana | 2008-12-23 13:35 | 果実 | Trackback | Comments(0)

ディスティクティス

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ディスティクティスはノウゼンカズラ科ツリガネカズラ属の常緑蔓性低木である。
原産地はメキシコである。
樹高は10メートルくらいになる。
葉は奇数羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並び、先に1つの小葉がついて1枚の葉が構成される)で、向かい合って生える(対生)。
写真はリバーズ(River's)という名の園芸品種である。
英名をロイヤルトランペットバイン(royal trumpet vine)という。
開花時期は春から夏にかけてである。
暖地では周年開花をする。
花径は5センチくらいである。
花は筒状で先が5つに裂ける。
花の色は紅紫色で、花冠の真ん中は白い。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Distictis buccinatoria cv. River's


★花すがた凌霄花とよく似るが
 色は優しくバイオレットに

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by sikino-hana | 2008-12-22 06:20 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)