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お辞儀草(オジギソウ)

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お辞儀草(オジギソウ)はマメ科オジギソウ属(ミモザ属)の多年草である。
耐寒性がないので園芸的には一年草として扱う。
原産地はブラジルである。
熱帯に広く帰化している。
日本へは江戸時代に渡来した。
日本では庭などに植えられるが、沖縄では雑草として大きく育つこともあるという。
別名を眠り草(ネムリグサ)ともいう。
夕方になると葉を閉じることからきた名である。
お辞儀草(オジギソウ)の名は、触れると葉を閉じて葉柄も下に垂れることからきている。
草丈は30センチくらいである。
葉は2回羽状複葉である。
鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるのが羽状複葉である。
2回というのは、枝分かれをしてそれぞれの先に羽状複葉をつけて1枚の葉が構成されるという意味である。
開花時期は6~11月くらいである。
マメ科の植物だが、花の形は蝶形ではない。
雄しべが伸びた筒状の花が集まり、球状になっている。
色は薄いピンクで、一日花である。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Mimosa pudica


★面白い葉の動きするお辞儀草
 花は淡くてパステルの色
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by sikino-hana | 2008-11-30 08:09 | 秋の花

サルビア・インボルクラータ

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サルビア・インボルクラータはシソ科サルビア属(アキギリ属)の多年草である。
種小名の片仮名表記は「インウォルクラータ」や「インヴォルクラータ」とするものもある。
原産地はメキシコである。
英名をローズリーフセージ(rose leaf sage)という。
草丈は100~150センチくらいである。
根元はやや木質化をする。
葉は卵形で長さが5~10センチくらいあり、向かい合って生える(対生)。
開花時期は7~11月くらいである。
花の色は桃色で、サルビア特有の筒状花である。
紅色をした苞(花の付け根につく葉の変形したもの)が可愛い。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia imvolucrata


★紅色の苞を従え桃色の
 花を咲かせるインボルクラータ

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by sikino-hana | 2008-11-29 11:59 | 秋の花

ラベンダーセージ

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ラベンダーセージ(lavender sage)はシソ科サルビア属(アキギリ属)の常緑低木である。
ブルーセージ(サルビア・ファリナケア:Salvia farinacea)とサルビア・ロンギスピカタ(Salvia longispicata)との人工交雑種である。
カリフォルニア植物園で作出された。
花穂の様子がラベンダーに似ていることからラベンダーセージと呼ばれる。
学名からサルビア・インディゴスパイアとする場合もある。
草丈は80~150センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~11月くらいである。
長い花穂が伸びて濃紺の花が咲く。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia cv. Indigo Spires


★鈍色の空はどんより低くても
 忘れさせない透き通る青

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by sikino-hana | 2008-11-28 06:14 | 秋の花

サルビア・ファリナセア

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サルビア・ファリナセアはシソ科サルビア属(アキギリ属)の多年草である。
種小名の片仮名表記は「ファリナケア」とするものもある。
原産地はアメリカのテキサス州とメキシコである。
日本へは昭和時代の初期に渡来した。
ブルーサルビアという流通名がある。
草丈は60~80センチくらいである。
茎は束になって生える(束生)。
茎は白粉を帯びる。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は6~11月である。
花序の長さは30~40センチで、青ないし青紫色をした筒状の花をつける。
英名はメアリーセージ(mealy sage)である。
「粉を帯びたセージ」ということである。
セージ(sage)はサルビアの英名である。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia farinacea


★粉を吹く茎と花穂の色合いが
 コントラストなすブルーサルビア

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by sikino-hana | 2008-11-27 06:15 | 秋の花

源平小菊(ゲンペイコギク)

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源平小菊(ゲンペイコギク)はキク科ムカシヨモギ属の多年草である。
原産地は北アメリカである。
アフリカ、ヨーロッパ、アジアなどに広く分布する。
日本へは戦後に観賞用、緑化用として導入された。
関東以西で野生化し、岸壁や荒れ地などに生える。
白い花が赤く変化することからこの名前がつけられた。
別名をぺらぺら嫁菜(ペラペラヨメナ)ともいう。
学名からエリゲロン・カルビンスキアヌスの名でも流通している。
草丈は10~20センチくらいである。
茎は匍匐して伸び、繁殖力が強い。
根際から生える葉は倒披針形で、先が3つに裂ける。
茎の上部につく葉は線形ないし披針形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~11月である。
枝の先に花径2センチくらいの白い頭花をつける。
花の色は時間が経つにつれてピンクに変化する。
ムカシヨモギ属には、山野草として知られる東菊(アズマギク)や、雑草の春紫苑(ハルジオン)、姫女苑(ヒメジョオン)などがある。
英名はメキシカンフリーベイン(Mexican fleabane)である。
フリーベインは姫女苑(ヒメジョオン)のことである。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Erigeron karvinskianus


★真っ白なだけでは少し寂しいと
 色変わりする花愛らしく
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by sikino-hana | 2008-11-26 19:47 | 秋の花

ボッグセージ

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ボッグセージ(bog sage)はシソ科アキギリ属(サルビア属)の多年草である。
原産地は南アメリカでである。
ブラジルからアルゼンチンにかけて分布し、沼地や湿地に生える。
ボッグというのは湿地帯のことである。
片仮名表記は「ボックセージ」になるものもある。
学名からきたサルビア・ウリギノサの名でも流通している。
草丈は50~150センチくらいである。
葉は細長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6~11月である。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、スカイブルーの花を咲かせ続ける。
葉は香りがよくハーブとされる。
写真は6月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Salvia uliginosa


★爽やかなスカイブルーの花姿
 ボッグセージの香り仄かに

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by sikino-hana | 2008-11-25 06:13 | 秋の花

木立ダリア(コダチダリア)

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木立ダリア(コダチダリア)はキク科ダリア属の多年草である。
ダリアの原種の1つである。
原産地はメキシコからコロンビア、ボリビアにかけてた地域である。
山地から亜高山にかけて分布し、岩礫地の林の中などに生える。
「木立」と書くと普通は「キダチ」と読むが、この場合は「コダチ」と読む。
皇帝ダリア(コウテイダリア)の別名もある。
草丈は2~6メートルくらいである。
草本だが、茎が木質になる。
葉は2~3回羽状複葉で、互い違いに生える(互生)。
羽状複葉というのは、鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成されるもののことである。
枝分かれを2~3回繰り返して、それぞれの先に羽状複葉をつけて1枚の葉となる。
小葉の形は披針形である。
開花時期は11~12月である。
淡い紫色をした大輪の花(頭花)をつける。
花径は10~15センチくらいある。
舌状花は8枚で、真ん中に黄色い筒状花がある。
写真は11月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Dahlia imperialis


★大輪が風にそよいでざわざわと
 木立ダリアは豪快な花

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by sikino-hana | 2008-11-24 10:00 | 秋の花

那賀川野菊(ナカガワノギク)

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那賀川野菊(ナカガワノギク)はキク科キク属の多年草である。
徳島県の那賀川とその支流である日和佐川にのみ生育する固有種である。
日本産のキク属では分布域がもっとも狭い。
生育地は流れの縁の岩場で、大雨が降ると水につかるような場所だという。
このような渓流沿いの植物は、水の抵抗を弱くするため葉が細くなっているのが特徴である。
環境省のレッドデータブックでは、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されている。
草丈は10~50センチくらいである。
茎はよく枝分かれをし、特徴ある葉は細く3つに中裂する。
開花時期は10~12月である。
はじめは白い舌状花は、後に淡い紅色を帯びる。
近辺に生育する島寒菊(シマカンギク)との交雑で鷲敷菊(ワジキギク)が生まれており、園芸種との交雑が懸念されている。
写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Chrysanthemum yoshinaganthum(=Dendranthema yoshinaganthum)


★渓流に流されまいと鍛えられ
 那賀川野菊元気に咲いて

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by sikino-hana | 2008-11-23 08:43 | 秋の花

カリアンドラ・エマルギナタ

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カリアンドラ・エマルギナタはマメ科ベニゴウカン属(カリアンドラ属)の常緑小低木である。
原産地はメキシコである。
樹高は1~2メートルである。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は幅の広い卵形で、近縁種と比較して大きい。
開花時期は周年である。
属名のカリアンドラ(Calliandra)は、ギリシャ語の「美しい雄しべ」に由来する。
雄しべが糸状に長く伸びた紅色の花をつける。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の温室で撮った。
学名:Calliandra emarginata


★紅色の長い雄しべが個性的
 カリアンドラの不思議な姿

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by sikino-hana | 2008-11-22 06:29 | 四季咲きの花

広葉ていしょう草(ヒロハテイショウソウ)

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広葉ていしょう草(ヒロハテイショウソウ)はキク科モミジハグマ属の多年草である。
本州の中部地方、近畿地方と四国に分布し、海岸に近い林の中に生える。
分類上は、ていしょう草(テイショウソウ)の変種とされている。
変種名のは「丸尾の」という意味である。
どの部分をさすのかはまだ調べていない。
和名の由来も不明である。
「禎祥草」とする説もあるという。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は心形である。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は11~12月である。
開花時には葉は落ちる。
茎先に花径1センチくらいの白い花(頭花)を数個つける。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Ainsliaea cordifolia var. maruoi


★花見れば似たものたくさんあるけれど
 葉に個性見せ棲み分けをして

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by sikino-hana | 2008-11-21 06:07 | 秋の花