<   2007年 12月 ( 17 )   > この月の画像一覧

八房(ヤツブサ)

d0125765_1843486.jpg

八房(ヤツブサ)はナス科トウガラシ属の多年草である。
日本では一年草として扱われる。
唐辛子(トウガラシ)の早生品種である。
唐辛子(トウガラシ)の原産地は南アメリカである。
コロンブスが持ち帰ってヨーロッパに広がった。
八房(ヤツブサ)は赤い実がたくさか集まって上向きにつくのが特徴である。
それが名の由来でもある。
真っ赤な実はいかにも辛そうだが、辛味はそれほど強くない。
結実期は10~1月である。
写真は11月に都立薬用植物園で撮った。
学名:Capsicum annuum var. fasciculatum


★赤い実がびっしりついた八房に
 喉がひりひりしそうに思い
d0125765_1844475.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-17 18:44 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

ルエリア・マコヤナ

d0125765_1314522.jpg

ルエリア・マコヤナはキツネノマゴ科ルイラソウ属(ルエリア属)の常緑多年草(小低木)である。
属名の片仮名表記は「リュエリヤ」とするものもある。
原産地はブラジルである。
草丈は30~60センチくらいである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の表面には細かい毛が密生し、ビロード状となる。
葉の表面は濃い緑色で、葉脈に沿って白い斑が入り美しい。
葉の裏面は暗い赤紫色である。
暖地ではほぼ周年開花をする。
花は筒状で先が5つに裂ける。
花の色は紅紫色だが、白花もある。
英名はモンキープランツ(monkey plant)である。
写真は11月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Ruellia makoyana


★温かい温室の中のんびりと
 翼広げてマコヤナの花

d0125765_1310745.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-16 13:10 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

茘枝(レイシ)

d0125765_12204486.jpg

茘枝(レイシ)はムクロジ科レイシ属の常緑小高木である。
原産地は中国の南部である。
果樹として知られ、3000年以上前から栽培されてきたという。
唐の玄宗皇帝が楊貴妃のために華南から長安まで早馬で運ばせた話は有名である。
現在では、台湾、東南アジア、オーストラリア、フロリダ、ハワイなどでも栽培されている。
国内では沖縄で栽培されている。
英名はライチ(Lychee)である。
この読み方は広東語に由来する。
樹高は5~10メートルである。
よく枝分かれをする。
葉は羽状複葉(鳥の羽のように左右に小葉がいくつか並んで1枚の葉が構成される)で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は2~4月である。
雌雄同株である。
枝先に大形の円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、淡い黄緑色を帯びた小さな花をたくさんつける。
実は直径3センチくらいの卵形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)で、5~7月ころに鮮やかな紅色に熟する。
果皮はうろこ状で硬い。
果肉は白く半透明で、多汁で甘い。
中に大きな種子が1つある。
主に生食用であるが、乾果や缶詰などにも利用される。
写真は11月に沖縄県那覇市にある世界遺産の識名園で撮った。
学名:Litchi chinensis


★これは実か初めて目にする茘枝の木
 幹に触れればここは南国

d0125765_12223981.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-15 12:24 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

柚子(ユズ)

d0125765_6323836.jpg

柚子(ユズ)はミカン科ミカン属の常緑小高木である。
原産地は中国の長江上流と言われる。
耐寒性があるので各地で栽培されており、九州の山地には自生するものもある。
樹高は1~4メートルくらいで、枝には棘がある。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)
葉の柄には幅の広い翼がある。
開花時期は5~6月くらいである。
葉の脇に白い小さな5弁花をつける。
結実期は10~11月である。
淡黄色に熟した果実の表面には凸凹があり、強い香りがする。
果汁は酸味が強い。
鍋物や吸い物の香りづけに用いられたり、マーマレードや菓子の材料として利用される。
冬至の日には柚子湯に入るという慣習もある。
俳句では、「柚子の花」が夏の季語、「柚子」が秋の季語、「柚子湯」が冬の季語である。
花の写真は7月に仙台市農業園芸センターで撮った。
実の写真は12月に板橋区立熱帯環境植物館で撮った。
学名:Citrus junos


★遠目にも鮮やかなりし柚子の実に
 寒さもまして鍋を思えば
d0125765_6333743.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-14 06:34 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

ヒビスクス・ペドウンクラツス

d0125765_6205625.jpg

ヒビスクス・ペドウンクラツスはアオイ科フヨウ属の常緑小高木である。
ハイビスカスの原種の1つである。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
樹高は1~2メートルである。
開花時期は周年である。
花の色はピンクである。
夕方になってしぼむと青みがかる。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hibiscus pedunculatus


★ほんのりと薄紅色に頬染めて
 はにかみ咲くやペドウンクラツス

d0125765_6214642.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-13 06:22 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

芭蕉(バショウ)

d0125765_6194720.jpg

芭蕉(バショウ)はバショウ科バショウ属の多年草である。
原産地は中国の南部だといわれる。
沖縄では一部で芭蕉布の原料として栽培が続けられている。
また、暖地では観賞用として植えられている。
ヨーロッパに紹介したシーボルトが、命名者の一人になっている。
草丈は3~4メートルになる。
茎のように見えるのは葉鞘(茎を鞘状に包むような形になった葉のつけ根)が巻き重なったもので、偽茎と呼ばれる。
葉は大型の楕円形で、中心の葉脈から垂れ下がる。
開花時期は8~9月である。
雄雌同株である。
夏から秋に大型の花序を垂れ下げ、雌花は花序の下に、雄花は花序の上につく。
まれに結実し、雌花のつけ根がふくらんでバナナのような形になる。
葉を乾燥させたものを生薬で芭蕉(ばしょう)といい、利尿や解熱の薬効がある。
葉の写真は8月に小石川植物園で撮った。
実の写真は写真は11月に小石川植物園で撮った。
学名:Musa basjoo


★大きくてバナナによく似た葉をつけて
 芭蕉の花はぶら下がり咲く

d0125765_6204350.jpg

d0125765_6213778.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-12 06:22 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

ネリネ・ウンドウラタ

d0125765_6274863.jpg

ネリネ・ウンドウラタはヒガンバナ科ネリネ属の常緑多年草である。
片仮名表記では「ウンドゥラータ」や「ウンズラータ」とする場合もある。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
日本へは大正時代に渡来した。
和名は姫彼岸花(ヒメヒガンバナ)である。
園芸的には「ネリネ・クリスパ」とも呼ばれている。
本種を親にして、色彩豊かな遅咲きの園芸品種が次々と作出されている。
草丈は30~50センチである。
性質は強健である。
開花時期は11~12月である。
花茎を伸ばして淡いピンクの花をつける。
細い花被片は波打ち、反り返る。
写真は11月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Nerine undulata


★繊細な花びらうねる波のよう
 小春日和に姫彼岸花
d0125765_6284710.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-11 06:29 | 冬の花 | Trackback | Comments(1)

プセウデランセムム・リラキヌム

d0125765_611360.jpg

プセウデランセムム・リラキヌムはキツネノマゴ科ルリハナガサモドキ属(プセウデランセムム属)の常緑小低木である。
属名の片仮名表記は「プセウデランテムム」や「プセウデランテマム」とするものもある。
原産地はマレー半島である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は8~10月である。
暖地では周年開花をする。
枝先や葉の脇に長い筒状をした淡い青紫色の花をつける。
花の先は4つに裂ける。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Pseuderanthemum lilacinum


★舌をかむ名前だなんて言わないで
 つけてほしいな日本の名前

d0125765_612031.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-10 06:12 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)

棕櫚蚊帳釣(シュロガヤツリ)

d0125765_4413263.jpg

棕櫚蚊帳釣(シュロガヤツリ)はカヤツリグサ科カヤツリグサ属の常緑多年草である。
原産地はマダガスカル島である。
日本でも逸出したものが野生化して本州から九州にかけて分布し、河原などに生える。
根に植物プランクトンの増殖を抑える物質が含まれており、水質浄化に役立つ。
別名を唐傘蚊帳釣(カラカサガヤツリ)ともいう。
草丈は1メートルくらいである。
茎の断面は三角形で縦線がある。
葉は退化して鞘状になっている。
茎先に葉のようにみえる総苞片(葉の変形したもの)が傘状に広がる。
英名はアンブレラプラント(umbrella plant)である。
写真は2月に新宿御苑の温室で撮った。
学名:Cyperus alternifolius


★アンブレラ広げたように水際で
 元気に生える棕櫚蚊帳釣は

d0125765_4423099.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-09 04:43 | 観葉植物 | Trackback | Comments(0)

提琴桜(テイキンザクラ)

d0125765_5481880.jpg

提琴桜(テイキンザクラ)はトウダイグサ科タイワンアブラギリ属(ジャトロファ属)の常緑低木である。
属名の片仮名表記は「ヤトロファ属」とするものもある。
原産地は西インド諸島である。
樹高は1~3メートルである。
枝はやや下垂し、楕円形で先の尖った葉がつく。
開花時期は3~9月だが、暖地では周年性がある。
雌雄同株である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2~3センチの5弁花を数輪つける。
花の色には濃い紅色や桃色、橙色などある。
「提琴」というのはバイオリンのことである。
葉をバイオリンに見立て、花を桜(サクラ)に見立てたのが名の由来である。
南洋桜(ナンヨウザクラ)という別名がある。
写真は11月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Jatropha integerima(=Jatropha hastata)


★花の紅少し濃くとも故郷の
 桜偲ばすこの地にあれば
d0125765_5492060.jpg

花図鑑
[PR]
by sikino-hana | 2007-12-08 05:50 | 四季咲きの花 | Trackback | Comments(0)