カテゴリ:果物・野菜( 42 )

キャベツの木(キャベツノキ)

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キャベツの木(キャベツノキ)はオシロイバナ科ウドノキ属(ピソニア属)の常緑高木である。
ピソニア属は世界に50種くらいが分布する。
日本にも独活の木(ウドノキ)が沖縄と小笠原諸島に分布し、属名の和名をウドノキ属という。
(この独活の木(ウドノキ)はウコギ科タラノキ属の独活(ウド)とは異なる。)
本種はインド洋南太平洋の珊瑚礁の島々などに分布する。
また、東南アジアなどで植栽されている。
別名をサラダの木(サラダノキ)ともいう。
葉はレタスのような味がして、野菜として利用される。
また家畜の飼料にもされる。
樹高は5メートルから20メートルくらいである。
樹皮は灰褐色である。
葉は大きくて長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は柔らかく肉質で、毛は生えていない。
開花時期は6月から8月くらいである。
枝先に集散花序(枝先に花がつき、その下から枝が出て花をつけることを繰り返すもの)を出し、小さな緑白色の花をつける。
花径は4ミリくらいである。
花冠は漏斗形である。
花の後にできる実は、溝がある棍棒状のそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
表面は粘り気があってべたつく。
属名の Pisonia はオランダ人の医師で自然科学者でもある「ウイレム・ピソ(Willem Piso, 1611-1678)さん」の名からきている。
種小名の grandis は「大きな」という意味である。
園芸品種名の Alba は「白い」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館の温室で撮った。
学名:Pisonia grandis 'Alba'


★柔らかな葉っぱの味はどんなかな
 木の葉と言えぬ大きさだよね

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by sikino-hana | 2015-12-01 10:40 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

アメイシャ

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アメイシャ(ameisia)はキントラノオ科ブンコシア属の常緑低木である。
原産地は南アメリカである。
ペルー、コロンビア、ボリビア、エクアドル、ブラジルなどに分布する。
果実が生食されたり香りづけに用いられる。
アメイシャ(ameisia)の名はブラジルでの呼び名からきている。
樹高は2~5メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は周年である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄色い小さな花をつける。
花径は3~4センチで5弁花である。
花の後にできる実は長さ3~4センチの楕円形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、淡い緑色から橙色に熟する。
属名の Bunchosia はアラビア語の「bunchos(コーヒー)」からきている。果実がコーヒーの実に似ることから名づけられた。
種小名の armeniaca は「アンズ属(Armeniaca)」の意味である。
写真は9月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Bunchosia armeniaca


★この色はこれから熟すものらしい
 初めて見たよアメイシャの実

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by sikino-hana | 2013-09-09 11:51 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

ヨーロッパ葡萄(ヨーロッパブドウ)

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ヨーロッパ葡萄(ヨーロッパブドウ)はブドウ科ブドウ属の蔓性落葉低木である。
「葡萄」は古くから北半球で栽培され、世界で最も生産量の多い果樹である。
日本へは中国から渡来したヨーロッパ葡萄(ヨーロッパブドウ)が自生し、鎌倉時代に甲斐国の勝沼で栽培が始められたという。
しかし、本格的な栽培が開始されたのは明治時代以降である。
現在ではアメリカ葡萄(アメリカブドウ:Vitis labrusca)との雑種が多く栽培されている。
巨峰のほかにデラウェア、マスカットなどがある。
蔓の長さは10~30メートルになる。
葉は手のひら状の切れ込みがあり、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、黄緑色の目立たない花をつける。
花弁は上部が開かず、開花時には取れてしまう。
花の後にできる実は球形の液果(水分を多く含み中に種が1つある)で、緑色や黒紫色の果実を房のようにつける。
生食されるほか、乾しブドウ、ワインやブランデーなどのアルコール飲料など用途は広い。
写真は「メンデルの葡萄」である。
8月に小石川植物園で撮った。
メンデルは豌豆(エンドウ)を使って「メンデルの法則」を発表した。
チェコのブルノーにある修道院の修道士であったメンデルは、自らが発見した法則に基づいて品種改良を行おうと考え、修道院に葡萄(ブドウ)の木を植えたのだそうである。
しかし、本業が忙しくなったため研究が進まず成果は得られなかったようである。
「メンデルの法則」が知られるようになった大正時代に、東大の三好学教授がこの修道院を訪問し、記念に枝を贈られた。
小石川植物園ではこれを挿し木にして育てた。
第2次世界大戦後にこの修道院は解散をし、現在は「メンデル記念館」となっている。
現地のものは既に枯れていて、平成4年に逆に小石川植物園から枝を贈ったという。
属名の Vitis はラテン語の「vitis(つる植物)」からきている。
種小名の vinifera は「ブドウ酒を生ずる」という意味である。
学名:Vitis vinifera


★生もいいだけとどワインはもっといい
 役に立ちます葡萄の房は

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by sikino-hana | 2013-09-02 10:43 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

宮川早生(ミヤガワワセ)

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温州蜜柑(ウンシュウミカン)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
和名の由来は、柑橘類の名産地であった中国浙江省の温州に因む。
ただし、それは名だけで、原産地は鹿児島県と推定されている。
関東地方から南で栽培されている。
宮川早生(ミヤガワワセ)はその栽培品種である。
明治42年に福岡県柳川市の宮川邸で発見された枝変わりである。
早生温州の中では比較的果実が大きく、玉揃いもよいとされる。
出荷時期は11月の上旬から下旬である。
属名の Citrus はギリシャ語の「kitron(箱)」に由来するラテン語で、レモンに対する古い呼び名である。
種小名の unshiu は日本語の「温州」のことである。
写真は11月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Citrus unshiu 'Miyagawawase'


★食べたいと思ったときが食べ時だ
 走り欲しけりゃ宮川早生を
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by sikino-hana | 2012-11-09 09:30 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

キウイフルーツ

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キウイフルーツはマタタビ科マタタビ属の落葉蔓性木本である。
英名はキウイベリー(kiwi berry)である。
キウイ(kiwi)というのはニュージランドの国鳥の名である。
果実の形を準えて商品名としたものが一般名となっている。
その片仮名表示はまちまちで、「キューイ」「キウィ」「キーウィ」などが見られる。
原産地は中国の長江沿岸地方である。
中国のものは支那猿梨(シナサルナシ:Actinidia chinensis)と呼ばれる。
これがニュージーランドに移入されて改良され、栽培されるようになった。
日本でも暖地で商業栽培されている。
樹高は5~6メートルである。
葉は卵円形で、互い違いに生える(互生)。
日本での開花時期は5~7月である。
雌雄異株である。
花の色は白く、葉の脇に下向きにつく。
花の後に結実をし、10~11月ころに熟する。
果実の表面には褐色の毛が密生している。
属名の Actinidia はギリシャ語の「aktis(放射線)」からきている。柱頭が放射状に並ぶことから名づけられた。
種小名の deliciosa は「快い」という意味である。
写真は9月に野田市の清水公園で撮った。
学名:Actinidia deliciosa


★蔓棚にぶらんぶらんとキウイの実
 これがそうかと嬉しくなって
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by sikino-hana | 2012-09-18 10:14 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

芽キャベツ(メキャベツ)

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芽キャベツ(メキャベツ)はアブラナ科アブラナ属の一年草である。
原産地はベルギーである。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
分類上は、キャベツと変種同士とされている。
別名を子持ち甘藍(コモチカンラン)という。
甘藍(カンラン)はキャベツの別名である。
草丈は30~90センチくらいである。
茎の中ほどから上部の葉の脇に芽がつく。
その芽が、直径2~4センチのキャベツ状に結球する。
ビタミンCを多く含み、食材とされる。
花を見ることは少ないが、株を放置すると、花茎が伸びて菜の花が咲く。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の gemmifera は「むかごのある」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
学名:Brassica oleracea var. gemmifera


★野菜にもいろんなタイプあるんだね
 これは芽キャベツ味はどうかな
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by sikino-hana | 2012-02-14 07:55 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

マーコット

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マーコット(Murcott tangor)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
アメリカで育成されたミカン類とオレンジ類の交雑種(=tangor)である。
tangor(タンゴール)というのは tangerine(ミカン)の tang と orange(オレンジ)の or とを組み合わせたものである。
マーコットの名称はフロリダの苗木農家であるマーコット・スミスさんの名からきている。
アメリカ、ブラジルなどで栽培されている。
国内でも栽培されるが、亜熱帯以外の地域ではハウス栽培である。
樹高は3メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は7~8月である。
花は白い5弁花である。
果期は1~4月くらいである。
大きさは温州みかんぐらいである。
果皮は赤みが強く、薄いがやや固い。
果汁が多く、甘味が強い。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の reticulata は「網状の」という意味である。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus reticulata x sinensis 'honey Murcott'


★アメリカで生まれたみかんの仲間だよ
 どんな味かな食べてみたいな
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by sikino-hana | 2012-01-27 07:33 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

マンゴー

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マンゴーはウルシ科マンゴー属の常緑高木である。
原産地はインドの北部からインドシナ半島周辺と考えられている。
インドでは4000年以上前から栽培され、仏典にもその名が記されている。
日本へは明治時代に渡来した。
現在では、南九州や沖縄などで栽培されている。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮は暗い灰色をしている。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
葉には艶があり、表面は濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は2~5月くらいである。
枝先に複数の総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、黄白色の小さな花をたくさんつける。
開花後には強烈な腐敗臭を放つ。
受粉昆虫であるハエを呼び寄せるためである。
花の後にできる実は楕円形である。
果皮の色は変異に富む。
果肉の色は黄色ないしオレンジ色で多汁である。
未熟果は酸味が強いが、完熟すると甘みが増す。
生食用とするほか、ジュース、缶詰、ドライフルーツなどにも加工される。
属名の Mangifera はインドでの現地語(Mangas)+ラテン語のfera(野生の)からきている。
種小名の indica は「インドの」という意味である。
写真は5月に川口市立グリーンセンターで撮った。
実の写真は9月に川口市立グリーンセンターで撮った。
3枚目は4月に咲くやこの花館で撮った。
学名:Mangifera indica


★すぐそばでマンゴーの花写せたよ
 小さいけれどこれが実になる
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by sikino-hana | 2012-01-22 09:53 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

カリフラワー

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カリフラワー(cauliflower)はアブラナ科アブラナ属の一年草ないし越年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
キャベツ(Cabbage)の変種で、ブロッコリー(Broccoli)の突然変異といわれる。
カリフラワーとして単独栽培をされるようになったのは19世紀のことである。
日本へは明治初年にアメリカから渡来した。
1960年代に急速に普及したが、今はブロッコリーに押されている。
和名は花野菜(ハナヤサイ)である。
花甘藍(ハナカンラン)という別名もある。
甘藍(カンラン)というのはキャベツのことである。
葉は長めの楕円形で、切れ込みはない。
葉の色は淡い緑色から濃い緑色である。
茎が成長してへら形の外葉が大きくなると、茎先に未発達の蕾の集合体ができる。
食用にするのはこの部分である。
蕾を収穫しないでおくと、油菜(アブラナ)に似た黄色い花を咲かせる。
属名の Brassica はキャベツの古いラテン名からきている。
種小名の oleracea は「食用蔬菜の」という意味である。
変種名の botrytis は「房状の」という意味である。
写真は1月に千葉市花の美術館で撮った。
上の写真はスノークラウン、下の写真はスーパーバイオレットという栽培品種である。
学名:Brassica oleracea var. botrytis


★茂り咲く淡い黄色の花姿
 満更でなく頷き眺め
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by sikino-hana | 2012-01-02 08:24 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)

ネーブル

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ネーブル(navel)はミカン科ミカン属の常緑低木である。
原産地はインドのアッサム地方である。
中国を経てリスボンに伝わり、そこから世界中に伝播した。
別名をネーブルオレンジ、甘橙(アマダイダイ)とも言う。
樹高は1~2メートルである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
開花時期は5~6月である。
白い5弁花である。
実は柑果(多心皮性の液果)で、頂部にへそ(ネーブル)があるのが特徴である。
多汁で甘味が強い。
ポルトガルからブラジルに伝わったものの中から、へそがあって種がない枝変わりが生まれ、それがワシントンにある合衆国農務省の温室で増殖された。
これをワシントンネーブルといい、日本での流通の中心となっている。
属名の Citrus はレモンに対する古い呼び名である。
種小名の sinensis は「中国の」という意味である。
変種名の brasiliensis は「ブラジルの」という意味である。
写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Citrus sinensis var. brasiliensis


★ネーブルの味の記憶をたどりつつ
 手にとってみる冬の日の午後
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by sikino-hana | 2011-12-30 09:06 | 果物・野菜 | Trackback | Comments(0)