カテゴリ:果実( 81 )

リビナ・フミリス・アウランティアカ

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数珠珊瑚(ジュズサンゴ:Rivina humilis)ヤマゴボウ科ジュズサンゴ属の常緑多年草である。
北アメリカの南部から中南アメリカにかけて分布する。
日本でも小笠原諸島、岡山県、宮崎県などで野生化している。
リビナ・フミリス・アウランティアカはその変種である。
特徴は果実の色が黄色ないしオレンジ色になることである。
草丈は50~100センチくらいである。
枝は広がって育ち、茎のつけ根が木質化するものもある。
葉は卵形ないし幅の広い披針形(笹の葉のような形)で、互い違いに生える(互生)。
基本種とは異なり、葉の表面には毛が生えている。
開花時期は6~10月くらいである。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径3ミリくらいの白ないし淡い桃色の花をつける。
花には花弁はなく、4枚の萼片が花弁のように見える。
花の後にできる実は直径5ミリくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、黄色ないしオレンジ色に熟する。
非公式だが名前をつければ黄実の数珠珊瑚(キミノジュズサンゴ)といったあたりだろうか。
属名の Rivina はドイツ人の植物学者「リビヌス(Augustus Quirinus Rivinus, 1652-1723)さん」の名からきている。
種小名の humilis は「背が低い」という意味である。
変種名の aurantiaca は「黄色を帯びた橙色の」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Rivina humilis var. aurantiaca


★実の色が変われば様子も異なって
 見えてくるから不思議なものだ

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by sikino-hana | 2014-10-03 11:01 | 果実 | Trackback | Comments(0)

ソラヌム・センセーション

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茄子(ナス)はナス科ナス属の多年草である。
原産地はインドである。
日本へは奈良時代に中国経由で渡来した。
温帯では一年生作物として栽培される。
和名の由来には諸説があるが、夏にとれる野菜「夏の実」から「なすび」になったとする説が有力という。
センセーション(Sensation)はその園芸品種で、観賞用として栽培される。
花茄子(ハナナス)と呼ばれるものの1つで、花材として利用される。
特徴は果実が球形で、色が淡い黄色から赤色へと変わることである。
果実の直径は2センチくらいである。
草丈は50センチから100センチくらいである。
茎はよく枝分かれをして、小低木状となる。
茎は黒紫色を帯び、短い毛が生える。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁は浅く切れ込んで波打つ。
開花時期は6月から11月くらいである。
葉の脇に淡い紫色の花を下向きにつける。
花の後にできる実は真果(子房と種子だけでできている果実)と呼ばれる。
属名の Solanum はラテン語の「solamen(安静)」からきているという説がある。
種小名の melongena は「ウリのなる」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Solanum melongena 'Sensation'


★色づけばまるで見事なミニトマト
 いろんな色に染まるものだね

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by sikino-hana | 2014-09-17 10:27 | 果実 | Trackback | Comments(0)

采振り木(ザイフリボク)

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采振り木(ザイフリボク)はバラ科ザイフリボク属の落葉高木である。
本州の東北地方から九州にかけて分布し、山地の林の中に生える。
また、庭木や公園木として植えられる。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
樹高は5~10メートルくらいである。
樹皮は暗い灰紫色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉にはやや長い柄があり、先は鋭く尖る。
葉の縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は緑色で、裏面は灰白色を帯びる。
開花時期は4~5月である。
枝先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い花をたくさんつける。
花弁は5枚である。
花弁は長さが10~15ミリくらいの線形である。
花の後にできる実は球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、秋に白い粉を帯びた黒紫色に熟する。
実は渋くて生食には向かないが、果実酒などに利用される。
和名の由来は、花弁の様子を武将の用いた采配に見立てたものである。
別名を四手桜(シデザクラ)という。
これは花弁の様子を四手(玉串や注連縄[しめなわ]などに下げる紙)に見立てたものである。
材は硬くて緻密なので器具用として利用される。
花言葉は「穏やかな表情」である。
属名の Amelanchier は古いヨーロッパのオック語でのヨーロッパ種(Amelanchier ovalis)に対する呼び名からきている。
種小名の asiatica は「アジアの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Amelanchier asiatica


★ほんのりと赤く染まった実を見つけ
 ジューンベリーと比べたくなり

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by sikino-hana | 2014-05-02 14:03 | 果実 | Trackback | Comments(0)

ホルトの木(ホルトノキ)

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ホルトの木(ホルトノキ)はホルトノキ科ホルトノキ属の常緑高木である。
本州の千葉県から沖縄にかけて分布し、山林に生える。
また、庭木や街路樹とされる。
海外では、台湾、中国、朝鮮半島、インドシナ半島などにも分布する。
和名の由来は、「ポルトガルの木」の転訛したものである。
別名をモガシという。
樹高は10~15メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で、さな皮目がある。
葉は細長い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉はまるで枝先に束生するかのように見える。
葉の縁には低いぎざぎざ(鋸歯)がある。
1年中紅葉した葉をぽつぽつとつけるのが特徴である。
開花時期は6~7月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白い小さな花をたくさんつける。
花の後にできる実は2センチくらいの楕円形の核果(水分を多く含み中に種が1つある)である。
最初は緑色をしており、11~12月ころに黒紫色に熟する。
樹皮と葉にはタンニンを含み、黒褐色の染料とされる。
属名の Elaeocarpus はギリシャ語の「elaia(オリーブ)+carpus(果実)」からきている。オリーブに似た実がなることから名づけられた。
種小名の zollingeri はスイス人の植物学者「ツォーリンゲル(Heinrich Zollinger, 1818-1859)さんの」という意味である。ジャワにあるオランダの東インド会社に派遣された。
写真は11月に那覇市の識名園で撮った。
学名:Elaeocarpus zollingeri

★珍しい名前なんだよホルトの木
 実を見つけたよ黒紫の

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by sikino-hana | 2013-12-03 15:00 | 果実 | Trackback | Comments(0)

アメリカ柿(アメリカガキ)

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アメリカ柿(アメリカガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
原産地は北アメリカの東部である。
英名はコモン・パーシモン(common persimmon)である。
実は小さいが、ネイティブアメリカンはこの実を乾燥させて一年中利用したという。
樹高は18メートルに達する。
樹皮は暗い褐色である。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖る。
葉の表面は艶のある濃い緑色、裏面は淡い緑色である。
開花時期は5~6月くらいである。
葉の脇に白っぽいクリーム色の花をつける。
花冠は鐘形で、先が4つに裂ける。
秋に実る液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の大きさは直径2~4センチくらいである。
材はゴルフのクラブなどの原料となる。
属名の Diospyros はギリシャ語の「Dios(ジュピター)+pyros(穀物)」からきている。おいしい果実を「神の食べ物」として称え名づけた。
種小名の virginiana は「バージニアの」という意味である。
写真は9月と6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Diospyros virginiana


★柿の木とパーシモンとがつながった
 面白いよね文化辿ると

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by sikino-hana | 2013-09-24 11:37 | 果実 | Trackback | Comments(0)

深山楢(ミヤマナラ)

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深山楢(ミヤマナラ)はブナ科コナラ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の東北地方から中部地方にかけての日本海側と九州(霧島山)に分布し、亜高山に生える。
分類上は水楢(ミズナラ)の変種とされている。
水楢(ミズナラ)の名は材に水分を多く含むことからきており、その高山型というのが和名の由来である。
基本種との違いは葉が小さくて縁が尖り、果実も小さいことなどである。
樹高は1~5メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は分厚くて艶がある。
葉の縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
黄緑色をした穂状の花序をつける。
花の後にできる実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟してドングリとなる。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の crispula は「やや縮みがある」という意味である。
変種名の horikawae は植物学者「堀川富弥さんの」という意味である。
写真は8月に福島県のあだたら高原で撮った。
学名:Quercus crispula var. horikawae


★深山には深山に似合う深山楢
 このドングリを次は見たいと

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by sikino-hana | 2013-09-22 10:38 | 果実 | Trackback | Comments(0)

栗(クリ)

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栗(クリ)はブナ科クリ属の落葉高木である。
北海道から九州にかけて分布し、山野に生える。
また、栽培をされる。
海外では、朝鮮半島の南部にも分布する。
樹高は10~20メートルくらいである。
樹皮は淡い黄褐色で、老木になると縦に大きな溝が入る。
葉は細長い楕円形で先が尖り、縁には針状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は6月くらいである。
雌雄同株である。
枝先に白い紐状の雄花をつけ、そのつけ根に緑色の雌花をつける。
花の後にできる実は「いが」に1~3個の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)がくるまれていて、9~10月に熟する。
材は耐久性に優れ、家の土台や橋梁、枕木などに用いられる。
縄文時代の遺跡からも多く出土しており、古代から貴重な食料として栽培されてきた。
花言葉は「満足」である。
属名の Castanea はギリシャ語の「kastaneon(栗)」からきている。
種小名の crenata は「円鋸歯状の」という意味である。
写真は10月と8月につくば植物園で撮った。
写真は6月に三郷市で撮った。
学名:Castanea crenata


★栗の実はこんな形につくのかと
 じっと見つめるただ面白く

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by sikino-hana | 2013-09-21 10:51 | 果実 | Trackback | Comments(0)

櫟(クヌギ)

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櫟(クヌギ)はブナ科コナラ属の落葉高木である。
漢字では「椚」「橡」「櫪」などの文字も充てる。
本州の岩手県・山形県から九州にかけて分布し、平地や低山に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
樹高は15~20メートルくらいである。
樹皮は暗い灰褐色で、縦に割れ目が入る。
葉は細長い楕円形で長さが10~15センチくらいあり、互い違いに生える(互生)。
葉の先は芒状(のぎ:イネなどの小穂に見られる針のような棘)に尖り、縁には波状のぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉の表面は濃い緑色で艶があり、裏面は若葉は黄褐色、生長したものは緑色である。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
雄花は黄色くて房状に垂れ下がり、雌花は赤っぽく葉の脇につく。
結実期は9~10月である。
実は堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、ドングリの1つである。
ほぼ球形で直径は2センチくらいあり、下半分くらいはお椀のような殻に包まれる。
葉は秋には黄葉をする。
材は椎茸(シイタケ)栽培の原木とされたり薪炭材とされる。
万葉集にも出てくる古くからの樹木である。
樹皮を乾燥させたものを生薬で樸そく(ぼくそく)といい、解毒、抗炎作用がある。
花言葉は「穏やかさ」である。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の acutissima は「最も鋭い」という意味である。
写真は9月に大阪市大植物園で撮った。
学名:Quercus acutissima


★団栗のできる木だとは知ってても
 初めての花ふーんなるほど

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by sikino-hana | 2013-09-20 13:22 | 果実 | Trackback | Comments(0)

楢柏(ナラガシワ)

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楢柏(ナラガシワ)はブナ科コナラ属の落葉高木である。
本州の岩手県・秋田県から九州にかけて分布し、山地に生える。
海外では、朝鮮半島、中国にも分布する。
和名の由来は、ナラの仲間だがカシワに似た葉をつけることからきている。
樹高は10~25メートルくらいである。
樹皮は厚く、不規則な裂け目がある。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
長さが10センチから25センチくらいあり、ブナ科では最大である。
長さ2、3センチの葉柄があるのも特徴である。
葉の質は革質で先は短く尖り、縁には粗いぎざぎざ(鋸歯)がある。
裏面には灰白色の星状毛が生える。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開と同時に花をつける。
雄花序は枝の下部から垂れ下がる。
雌花序は枝の上部の葉の脇から出て、小さな雌花を数個つける。
実は楕円形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟する。
材は建築、家具、木炭などに利用される。
属名の Quercus はケルト語の「quer(良質の)+cuez(材木)」を語源とするこの属の一種のラテン古名からきている。
種小名の aliena は「変わった」という意味である。
写真は9月に京都府立植物園で撮った。
学名:Quercus aliena


★区別するポイントどこと楢柏
 葉っぱを見たり団栗見たり


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by sikino-hana | 2013-09-19 11:41 | 果実 | Trackback | Comments(0)

桜葉榛の木(サクラバハンノキ)

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桜葉榛の木(サクラバハンノキ)はカバノキ科ハンノキ属の落葉高木である。
本州の岩手県以南と九州の主に太平洋側に分布し、湿地や沢地に生える。
海外では、中国にも分布する。
和名の由来は葉の形が「桜」に似ていることからきている。
環境省のレッドリスト(2007)では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
樹高は10~20メートルくらいである。
葉は卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉には長い柄がある。
葉の先は短く尖り、縁には細かいぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉には艶があり、葉脈に沿って表面が窪む。
開花時期は2~3月である。
雌雄同株である。
葉の展開に先立って赤褐色の花をつける。
雌花序は枝先につき、雄花序は下垂する。
花の後にできる実は卵形の堅果(皮が堅く、種と接触せずに種を包んでいる果実)で、秋に熟する。
属名の Alnus はケルト語の「al(近く)+lan(海岸)」からきているとの説もあるラテン語の古名である。
種小名の trabeculosa は「横木状の」という意味である。
写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Alnus trabeculosa


★どこでどう違いができてしまうのか
 桜のような葉っぱに見とれ

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by sikino-hana | 2013-09-18 12:09 | 果実 | Trackback | Comments(0)