カテゴリ:観葉植物( 112 )

外斑折鶴蘭(ソトフオリヅルラン)

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折鶴蘭(オリヅルラン)はユリ科オリヅルラン属(クロロフィツム属)の常緑多年草である。
分類体系によっては(APGIII)クサスギカズラ科(キジカクシ科)とされる。
クロロフィツム属はアジア、アフリカ、オーストラリアの熱帯・亜熱帯地域に200種くらいが分布する。
クロロフィツム・コモスムに折鶴蘭(オリヅルラン)の和名があり、属名の和名もオリヅルラン属という。
折鶴蘭(オリヅルラン)の原産地は南アフリカである。
現在では世界各地で野生化している。
また、斑入りのものを中心に観葉植物として広く栽培されている。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
外斑折鶴蘭(ソトフオリヅルラン)はその園芸品種である。
特徴は葉の縁に白い斑が入ることである。
真ん中に白い斑が入るタイプもあり、これは中斑折鶴蘭(ナカフオリヅルラン)と呼ばれる。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は線形である。
葉の色は濃い緑色である。
ランナー(匍匐枝)を出して子株をつける。
この子株の様子を「折鶴」に見立てたのが名の由来である。
開花時期は5月から7月である。
細長い花茎を伸ばして、白い小さな花を疎らにつける。
花被片は6枚である。
花はあまり目立たない。
花の後にできる実は3翼のあるさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
折鶴蘭(オリヅルラン)の花言葉は「祝賀」である。
属名の Chlorophytum はギリシャ語の「chloros(黄緑)+phyton(植物)」からきている。
種小名の comosum は「長い束毛のある」という意味である。
園芸品種名の Variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に箱根の芦之湯フラワーセンターで撮った。
学名:Chlorophytum comosum 'Variegatum'


★折鶴は何処にありと探し出し
 薄暗がりでカメラ構えて

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by sikino-hana | 2016-05-02 11:12 | 観葉植物

金葉木(キンヨウボク)

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金葉木(キンヨウボク)はキツネノマゴ科キンヨウボク属(アフェランドラ属)の常緑低木である。
アフェランドラ属は中南アメリカに170種くらいが分布する。
本種が代表種で、属名の和名もキンヨウボク属という。
本種の原産地はブラジルである。
日本では温室で植栽され、観葉植物とされる。
樹高は1メートルから2メートルである。
葉は卵形で、向かい合って生える(対生)。
葉の質は革質で分厚くて艶があり、葉脈に黄白色の筋が入る。
開花時期は6月から9月くらいである。
枝先に濃い黄色の花をつける。
花のように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
本来の花も黄色だが、あまり目立たない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Aphelandra はギリシャ語の「apheles(シンプルな)+andra(雄の)」からきている。雄しべの葯が1室であることから名づけられた。
種小名の squarrosa は「開出した突起などで表面が平坦でない」という意味である。
変種名の leopoldii はベルギー王「レオポルド1世(King Leopold I)の」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターの温室で撮った。
学名:Aphelandra squarrosa var. leopoldii


★葉の姿とてもきれいな金葉木
 今度は花もとらえて見たい

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by sikino-hana | 2016-02-27 12:22 | 観葉植物

シデラシス・フスカタ

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シデラシス・フスカタはツユクサ科シデラシス属の多年草である。
シデラシス属は1属1種である。
本種の原産地はブラジルの東部である。
現在はジャワ島に帰化している。
英名はベアーズイヤーズ(bear's ears)である。
茎や葉の両面には赤褐色の軟毛がたくさん生えていてふっくらしている。
草丈は10センチから40センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)でロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)に生える。
開花時期は夏である。
葉の脇に花径1センチから2センチの紫色をした3弁花をつける。
雄しべは6本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
日本では開花期間も短いため、観葉植物として愛好される。
属名の Siderasis の由来は調査中だがまだ解明できていない。
種小名の fuscata は「褐色を帯びた」という意味である。
写真は2月に板橋区立熱帯環境植物館の温室で撮った。
学名:Siderasis fuscata


★日本ではほとんど知られぬ花だった
 出合いの喜びそっと噛み締め

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by sikino-hana | 2016-02-01 10:15 | 観葉植物

錦松(ニシキマツ)

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黒松(クロマツ)マツ科マツ属の常緑針葉高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布し、海岸付近に生える。
海外では朝鮮半島の南部にも分布する。
錦松(ニシキマツ)はその園芸品種である。
特徴は枝や幹の樹皮が著しく発達してコルク状になることであり、香川県の瀬戸内海沿岸で発見された。
分厚いコルク層の割れ方などを鑑賞するが、自生していたものは獲り尽くされているという。
樹高は10メートルから20メートルくらいである。
ただし、盆栽などにして鑑賞されることが多い。
樹皮は灰黒色で分厚く、矢羽状に割れ目が入る。
葉は濃い緑色の針状で細長く、2つずつ生える。
開花時期は4月から5月である。
雌雄同株である。
雌花は新しい枝の先のほうに真っ直ぐにつき、鮮やかな紅色をしている。
雄花は新しい枝の下のほうにつき、黄緑色で円筒形である。
松かさ(球果)は翌年の秋に熟し、淡い褐色になる。
属名の Pinus はケルト語の「pin(山)」からきたラテン古名である。
種小名の thunbergii はスウェーデンの植物学者で日本の植物学の基礎を作った「ツンベルク(Carl Peter Thunberg, 1743-1828)さんの」という意味である。
写真は11月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Pinus thunbergii 'Nisikimatsu'


★潮風に負けぬと肘を張るごとく
 小さいなりにぐいと佇み

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by sikino-hana | 2015-11-25 15:00 | 観葉植物

檜葉苔(ヒバゴケ)

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檜葉苔(ヒバゴケ)はイワヒバ科イワヒバ属(セラギネラ属)の多年草である。
セラギネラ属は世界に700種くらいが分布する。
日本にも岩檜葉(イワヒバ)などが分布し、属名の和名をイワヒバ属という。
本種は、日本では小笠原諸島のみに分布する。
海外では、台湾、フィリピンにも分布する。
山地の林の中や林の縁、樹木の幹などに生えるシダ植物である。
別名を無人鞍馬苔(ムニンクラマゴケ)ともいう。
茎は地上を匍匐して伸び、疎らに枝分かれをする。
ところどころに長い楕円形をした小さな葉(側枝)を密につける。
和名の由来は、側枝の形状が檜(ヒノキ)に似ていること、「苔」のように見えることからきている。
属名の Selaginella はヒカゲノカズラの古名「Selago」の縮小形である。
種小名の boninensis は「無人島の(小笠原の)」という意味である。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Selaginella boninensis


★その違いどこにあるやら分からぬが
 独自の進化ここにも一つ

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by sikino-hana | 2015-08-04 10:16 | 観葉植物

十和田葦(トワダアシ)

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十和田葦(トワダアシ)はイネ科クサヨシ属(ファラリス属)の多年草である。
ファラリス属は数種が世界に分布する。
日本にも草葦(クサヨシ)が分布し、属名の和名をクサヨシ属という。
本種は草蘆(クサヨシ)の園芸品種である。
鑑賞目的に品種改良されたものである。
草蘆(クサヨシ)は日本各地を始めとして北半球の温帯地方を中心に広く分布する。
本種の草丈は70センチから150センチくらいである。
地下茎を伸ばして広がる。
葉は線形で、白い縦縞斑と淡い紅色を帯びた縦縞斑が入り、トリカラーとなる。
開花時期は5月から7月くらいである。
茎先に円柱状の細い花穂が開く。
属名の Phalaris は草の1種のギリシャ古名からきている。
種小名の arundinacea は「葦に似た」という意味である。
園芸品種名の Tricolor は「3色の」という意味である。
写真は7月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Phalaris arundinacea 'Tricolor'


★細い葉が色とりどりに着飾って
 地面を覆う不思議な姿

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by sikino-hana | 2015-06-26 09:47 | 観葉植物

錦アカリファ(ニシキアカリファ)

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錦アカリファ(ニシキアカリファ)はトウダイグサ科エノキグサ属(アカリファ属)の常緑低木である。
アカリファ属は世界の熱帯・亜熱帯地方を中心に450種以上が分布する。
日本にも榎草(エノキグサ)が分布し、属名の和名をエノキグサ属という。
本種の原産地はフィジー諸島やニューブリテン島である。
日本へは明治時代の末期に渡来した。
紅紐の木(ベニヒモノキ)と同じ仲間だが、花は目立たず葉に観賞価値がある。
英名はビーフステーキプラント(beefsteak plant)である。
若い葉は全体に赤みが強く、特に葉脈の赤い様子がレアステーキを連想させるということで名づけられた。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
葉は幅の広いへら形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
葉はつやがって大きく波打ち、葉脈に沿って赤い斑が入る。
開花時期は4月から6月である。
葉の脇から尾状花序(単性の花が穂状につき、垂れ下がる)を出す。
花には花弁はない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Acalypha はギリシャ語の「acalephe(イラクサ)」からきている。
種小名の wilkesiana はアメリカ海軍の士官で探検家だった「ウィルクス(Charles Wilkes, 1798-1877)さんの」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園の温室で撮った。
学名:Acalypha wilkesiana


★ぎらぎらと輝く陽射し大好きな
 南国育ちの錦アカリファ

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by sikino-hana | 2015-05-05 11:15 | 観葉植物

斑入り蕗(フイリブキ)

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蕗(フキ)はキク科フキ属(ペタシテス属)の多年草である。
ペタシテス属は東アジアやヨーロッパ、北アメリカなどに数種の原種と交配種が分布する。
日本にも蕗(フキ)などが分布し、属名の和名をフキ属という。
斑入り蕗(フイリブキ)はその園芸品種である。
葉を楽しむ観葉植物として栽培される。
草丈は20センチから70センチくらいである。
開花時期は3月から5月である。
雌雄異株である。
花はいわゆる蕗の薹(フキノトウ)である。
雄花は黄色っぽく、雌花は白っぽい。
花の後に、長い柄のある腎心形の大きな葉が生える。
そこにクリーム色の斑が入る。
新葉の季節が特に美しい。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Petasites はギリシャ語の「petasos(つば広の帽子)」からきている。葉が広く大きいことから名づけられた。
種小名の japonicus は「日本の」という意味である。
園芸品種名の Variegatus は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Petasites japonicus 'Variegatus'


★柔らかな葉の色見せて斑入り蕗
 灰汁の強さは身の内に秘め

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by sikino-hana | 2015-03-23 16:06 | 観葉植物

アナナス・ブラクテアツス

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アナナス・ブラクテアツスはパイナップル科アナナス属の常緑多年草である。
アナナス属は中南アメリカに10種くらいが分布する。
代表種はパイナップル(Ananas comosus)で、属名をパイナップル属とする場合もある。
本種の原産地も南アメリカで、ボリビア、エクアドル、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチンに分布する。
英名はレッドパイナップル(red pineapple)という。
草丈は100センチくらいになり大形である。
根際から生える葉は細長くて先が尖り、縁には鋭い棘がある。
葉の質は分厚く、内側に曲がる。
実はパイナップルに似た集合果で苞が赤く、外観全体も赤い。
実は食用になるが種子がある。
属名の Ananas はパイナップルのブラジルでの現地語からきている。
種小名の bracteatus は「苞葉のある」という意味である。
写真は2月に北大植物園で撮った。
撮影地の表示には var. tricolor という変種名がついていた。
これは変種として扱う場合もあるが、一般的には基本種のシノニムとしているようである。
学名:Ananas bracteatus


★赤い実は残念ながらなかったが
 いつかは撮ろう真っ赤な姿

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by sikino-hana | 2015-02-13 11:42 | 観葉植物

アンスリウム・ロンギフォリウム

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アンスリウム・ロンギフォリウムはサトイモ科ベニウチワ属(アンスリウム属)の常緑多年草である。
アンスリウム属は中南アメリカに1000種くらいが分布する。
日本にも明治時代には同属の紅団扇(ベニウチワ)が渡来しており、属名の和名をベニウチワ属という。
本種の原産地はブラジルである。
異名をアンスリウム・ハリシー(Anthurium harrisii)という。
草丈は60センチくらいである。
根際から生える葉は長い楕円形で、下部が2つに裂けて矢じりのような形になり、群がり生える(叢生)。
葉の先は尖り、両端の縁は波状となる。
葉の質は分厚く、表面は葉脈がへこむ。
開花時期は不定期である。
葉の間から花茎を伸ばして仏炎苞(サトイモ科の肉穂花序に見られる花序を被う大形の苞)に包まれた肉穂花序(花軸が多肉化して花が表面に密生したもの)を出すが、地味である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)の集合果である。
属名の Anthrium はギリシャ語の「anthos(花)+oura(尾)」からきている。肉穂花序が尾のように見えることから名づけられた。
種小名の longifolium は「長い葉の」という意味である。
写真は10月に京都府立植物園で撮った。
学名:Anthurium longifolium


★仲間とはかなり違った葉っぱだね
 地味だけれども個性たっぷり

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by sikino-hana | 2014-12-11 13:46 | 観葉植物