カテゴリ:冬の花( 205 )

プリムラ・ジュリアン

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プリムラ・ジュリアンはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
本種は日本で作出された園芸品種である。
交配親は原種のプリムラ・ジュリアエ(Primula juliae)と園芸品種のプリムラ・ポリアンタ(Primula x polyantha)である。
1972年に発売された小形で色数の多い品種である。
夏に弱いので園芸的には一年草扱いをされる。
草丈は8センチから15センチくらいである。
根際から生える葉は楕円形である。
葉には皺があり、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は11月から5月くらいである。
花の色は赤や紫系、黄色、白、オレンジ色などである。
一重咲きのほか八重咲きのものもある。
花言葉は「青春の喜びと悲しみ」である。
1月30日の誕生花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」の縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他の花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の juliana は juliae と関連しているのだと思うがよくわからない。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Primula x juliana


★見るからに小振りの花は愛らしく
 喉もとの色とても晴れやか

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by sikino-hana | 2017-01-31 13:23 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

枇杷(ビワ)

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見上げれば枇杷の花揺れ弱陽射す

枇杷(ビワ)はバラ科ビワ属(エリオボトリア属)の常緑高木である。
エリオボトリア属はヒマラヤや東アジアに33種が分布する。(Catalogue of Life: 2016 Annual Checklist より)
本種の原産地は中国の南西部である。
日本へは奈良時代には既に持ち込まれ栽培されていた。
また、西日本の石灰岩地域には野生化したものが生える。
以上の経緯から属名の和名もビワ属という。
和名の由来は、実の形が楽器の琵琶に似ていることからきている。
種小名には japonica が充てられているが、これは江戸時代に来日したツンベルクが、日本で採取したものに命名したことからきている。
樹高は6メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の質は厚くて硬く、縁は波打つ。
開花時期は11月から12月くらいである。
枝先に地味な白い小さな5弁花をたくさんつける。
花径は1センチくらいである。
葯(雄しべの花粉を入れる袋)には毛が生えている。
数少ない冬の花として、茶花に使われることもある。
濃い黄色の果実は3センチから4センチの卵球形の偽果(子房以外の部分が加わってできている果実)で、6月ころ熟する。
果実は食用となり、葉は薬用となる。
生薬名は枇杷葉(びわよう)といい、消炎、排膿、鎮吐などの薬効がある。
俳句では「枇杷」が夏の季語、「枇杷の花」が冬の季語である。
花言葉は「温和」である。
1月25日の誕生花 である。
属名の Eriobotrya はギリシャ語の「erion(軟毛)+botrys(ブドウ)」からきている。表面が軟毛で覆われた果実がブドウのようになることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
実の写真は6月に三郷市で撮った。
学名:Eriobotrya japonica


★見上げれば枇杷の花揺れ風走る
 師走の空は冷気みなぎり
☆枇杷の花見上げる頬に風寒く
 鈴なりの実の時が恋しく

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by sikino-hana | 2017-01-25 10:43 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

マキシラリア・ポルフィロステレ

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マキシラリア・ポルフィロステレはラン科マキシラリア属の多年草である。
マキシラリア属はフロリダからアルゼンチンにかけて南北アメリカ大陸に400種くらい分布する着生種である。
本種の原産地はブラジルである。
草丈は20センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は2月から3月である。
花は根際の短い花茎の先につく。
花径は3センチくらいで、花の色は黄色い。
唇弁は淡い黄白色で、紅紫色の斑が入る。
花被片は内側に巻いている。
花はよい香りがする。
異名をブラシリオルキス・ポルフィロステレ(Brasiliorchis porphyrostele)という。
マキシラリア属と分離する見解によるもので、ブラシリオルキス属はブラジルに12種くらいある。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の porphyrostele は「紫色の小嘴体の」という意味である。小嘴体はラン科のずい柱の前面に見られる突出部を指す言葉である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Maxillaria porphyrostele


★柔らかなクリーム色が優しげに
 手招くように花を咲かせて

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by sikino-hana | 2016-02-06 11:41 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

マキシラリア・デンサ

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マキシラリア・デンサはラン科マキシラリア属の多年草である。
マキシラリア属はフロリダからアルゼンチンにかけて南北アメリカ大陸に400種くらい分布する着生種である。
本種の原産地はメキシコからコロンビアにかけてである。
標高2500メートルまでの湿った森に生える。
草丈は30センチくらいである。
葉はへら形である。
開花時期は冬から春である。
花径2センチくらいの小さな花を群がるようにつける。
花の色は淡い黄色やサーモンピンクなどである。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の densa は「生い茂った」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Maxillaria densa


★地味だけどつけた花房びっしりと
 これも蘭だよメキシコの花

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by sikino-hana | 2016-02-05 10:38 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

マキシラリア・ピクタ

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マキシラリア・ピクタはラン科マキシラリア属の多年草である。
マキシラリア属はフロリダからアルゼンチンにかけて南北アメリカ大陸に400種くらい分布する着生種である。
本種の原産地はブラジルとアルゼンチンである。
草丈は25センチから30センチくらいである。
葉は線形である。
開花時期は冬から春である。
茎先に花径3センチから4センチくらいの花をつける。
花の色は黄色と白で、赤褐色の柄模様が入る。
花はよい香りがする。
属名の Maxillaria はラテン語の「maxilla(顎の骨)」からきている。ずい柱と唇弁の形が口をひらいた昆虫の形に似ていることから名づけられた。
種小名の picta は「彩色された」という意味である。
写真は2月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Maxillaria picta


★彩のとても多彩な蘭の花
 こういう場合何色にする

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by sikino-hana | 2016-02-04 09:30 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

クリヌム・ペデュンクラツム

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クリヌム・ペデュンクラツムはヒガンバナ科ハマオモト属(クリヌム属)の常緑多年草である。
クリヌム属は世界の熱帯・亜熱帯地域などに180種くらいが分布する。
日本にも浜万年青(ハマオモト)などが分布し、属名の和名をハマオモト属という。
本種の原産地はオーストラリアニューギニア南太平洋諸島などで、湿地に生える。
英名はスワンプリリー(swamp lily)やリバーリリー(river lily)である。
浜万年青(ハマオモト)の近縁種で、分類の仕方によっては変種同士とされる。
草丈は2メートルから3メートルくらいである。17)
根際から生える葉は広い線形で、厚みと艶がある。
葉は幅が15センチ、長さが2メートルに達するものもある。
開花時期は11月から3月である。
太い花茎の先に花径10センチくらいの白い花を10輪から25輪くらい開く。
6枚の花被片は細長く、そり返っている。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全草にアルカイドを含み有毒である。
写真は園芸品種のフェスティブ(Festive)で、葉が斑入りとなるのが特徴である。
属名の Crinum はギリシャ語の「krinon(ユリ)」からきている。花の姿がユリによく似ていることから名づけられた。
種小名の pedunculatum は「花柄のある」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館の温室で撮った。
学名:Crinum pedunculatum(syn. Crinum asiaticum var. pedunculatum)


★浜木綿と似ているけれど大形だ
 ムード満点熱帯育ち

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by sikino-hana | 2015-12-06 13:08 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

ステノコリネ・ラケモサ

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ステノコリネ・ラケモサはラン科ステノコリネ属の多年草である。
ステノコリネ属はブラジルに10種くらいが分布する着生種である。
分類の仕方によってはビフレナリア属(Bifrenaria)に含められる場合もある。
ビフレナリア属は中南アメリカに20種くらいが分布する。
本種の原産地はブラジルで、大西洋側の熱帯雨林に生える着生種である。
草丈は10センチから20センチくらいである。
偽鱗茎は扁平な卵形である。
葉は披針形(笹の葉のような形)で、1枚だけ生える。
開花時期は冬である。
湾曲した茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、花径2センチくらいの黄緑色の花を5輪から10輪くらいつける。
花は平開をする。
属名の Stenocoryne はギリシャ語の「steno(幅の狭い)+koryne(こん棒)」からきている。
種小名の racemosa は「総状花序の」という意味である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
学名:Stenocoryne racemosa


★ブラジルの熱帯雨林にひっそりと
 咲くのだろうね渋い色して

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by sikino-hana | 2015-02-21 10:21 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

レリア・ゴウルディアナ

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レリア・ゴウルディアナはラン科レリア属の多年草である。
属名の読み方はラエリアとするものもある。
レリア属はメキシコからブラジルにかけて50種ほどが分布し、樹木や岩肌にへばりつく着生種ないし岩生種である。
カトレア属に非常に近い仲間である(ブラジル原産のものは2009年からカトレア属に統合された)。
また、属間交雑により多くの園芸品種が生み出されている。
本種の原産地はメキシコ南部のイダルゴ州(Hidalgo)である。
標高1500メートルくらいの山地に生える。
草丈は60から90センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は11月から1月である。
花茎を伸ばし10輪くらいの花をつける。
花の色は濃い紅紫色である。
唇弁には濃い紫色や黄色の模様が入る。
花径は8センチくらいあり、よい香りがする。
属名の Laelia は古代ローマの女神の名からきている。
種小名の gouldiana はアメリカの資本家「グールド(Gould, 1800's)さんの」という意味である。
写真は12月に新宿御苑で撮った。
学名:Laelia gouldiana


★鮮やかな紅に思わず身も踊る
 ゴウルディアナは華やぎ咲いて

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by sikino-hana | 2015-02-15 11:13 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

デンドロキルム・コンバラリーフォルメ

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デンドロキルム・コンバラリーフォルメはラン科デンドロキルム属の多年草である。
デンドロキルム属は熱帯アジアを中心に150種ほどが分布する着生種である。
本種の原産地はフィリピンである。
標高300メートルから900メートルの日陰に生える着生種である。
草丈は20センチくらいである。
葉は披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は12~2月である。
花茎を垂れ下げて、花径8ミリくらいの小さな花を50輪くらいつける。
花の色は淡い朱色である。
撮影地によっては名前をデンドロキルム・コンバラリアエフォルメ・ミノル(Dendrochilum convallariaeforme var. minor)としているが、同じもののようである。
属名の Dendrochilum はギリシャ語の「dendron(樹)+ cheilos(唇弁)」からきている。
種小名の convallariiforme はの「スズラン属(Convallaria)のような外形の」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Dendrochilum convallariiforme(syn. Dendrochilum convallariaeforme var. minor)


★ネックレス垂らしたような咲き方に
 思わず微笑む小人の世界

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by sikino-hana | 2015-02-14 14:51 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)

リカステ・スキネリ

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リカステ・スキネリはラン科リカステ属の多年草である。
リカステ属はメキシコからペルー、ボリビアにかけて30種くらいが分布する。
多くが高地に分布し、地生種と着生種がある。
リカステ・スキネリはメキシコ、グアテマラ、ホンジュラス、エルサルバドルなどに分布し、標高1200メートルから1800メートルの森に生える着生種である。
グアテマラでは国花とされている。
異名をリカステ・ビルギナリスという。
草丈は15センチから30センチくらいである。
葉は長い楕円形で襞が入る。
開花時期は秋から冬である。
茎先に花径10センチから15センチくらいの大きな花を1輪ずつつける。
花の色は白やピンクである。
リカステ属は大きな萼片が3方向に開くのが特徴である。
唇弁には紅紫色の斑紋が入る。
花はよい香りがする。
属名の Lycaste はギリシャ神話に登場するトロイ王の娘「リカステ(Lycaste)」の名からきている。
種小名の skinneri はイギリス人のラン収集家「スキナー(George Ure Skinner, 1804-1867)さんの」という意味である。
写真は12月に夢の島熱帯植物館で撮った。
学名:Lycaste skinneri(syn. Lycaste virginalis)


★大輪のスキネリの花豪華だね
 今度はみたいまだ若い花

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by sikino-hana | 2015-02-11 14:10 | 冬の花 | Trackback | Comments(0)