カテゴリ:春の花( 629 )

カーパンセ

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カーパンセはツルナ科カルパンテア属の一年草である。
分類体系によっては(APG第3版)ハマミズナ科とされる。
カルパンテア属は1属1種である。
属名を英語風に読んだカーパンセの名で流通している。
原産地は南アフリカの西ケープ州で、海岸沿いの砂地に生える。
園芸的には路地植えや鉢植えに適している。
草丈は20センチから30センチくらいになる。
茎が匍匐して広がる。
葉はスプーンのへらのような形をしており、多肉質である。
開花時期は4月から5月である。
花の色は黄色で、たくさんの雄しべが花弁状になっていて舌状花のように見える。
花径は5センチから6ミリくらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
葉は食用とされる。
属名の Carpanthea はギリシャ語の「carpos(果実)+anthos(花)」からきている。
種小名の pomeridiana は「午後に咲く」という意味である。
写真は5月に京都府立植物園で撮った。
学名:Carpanthea pomeridiana


★砂浜に育った花とすぐわかる
 地を這い広がり葉は多肉質

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by sikino-hana | 2016-06-01 10:25 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

柳丁子草(ヤナギチョウジソウ)

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柳丁子草(ヤナギチョウジソウ)はキョウチクトウ科チョウジソウ属(アムソニア属)の多年草である。
アムソニア属はアジアや北アメリカなどに20種くらいが分布する。
日本にも丁子草(チョウジソウ)が分布し、属名の和名をチョウジソウ属という。
「丁子草」の名の由来は、フトモモ科の丁子(チョウジ)に似た花を咲かせることからきている。
漢字では「丁字草」とも書き、これは花を横から見ると「丁」の字に見えることからきている。
「柳」は葉の形をなぞらえたものである。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国のペンシルベニア州からカンザス州にかけて分布し、湿った林の中や河岸に生える。
英名はブルースター(bluestar)、テキサスブルースター(Texas bluestar)などである。
YListでは表記の名を和名としているが、これを柳葉丁子草(ヤナギバチョウジソウ)とする文献もある。
日本へは昭和5年ころに渡来し、主に庭植えとされている。
好ましくないことだが、園芸的には「丁子草」として流通している。
草丈は60センチから90センチくらいである。
葉の形は細長い披針形(笹の葉のような形)で先が尖り、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4月から7月である。
小さい筒形で先が5つに裂ける淡い青色をした花が下向きに咲く。
花の後にできる実は円柱状の袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
全草に有毒成分を含み、誤食すると危険である。
花言葉は「信じ合う心」である。
属名の Amsonia はアメリカの植物学者「アムソン(Charles Amson, 1700's)さん」の名からきている。
種小名の tabernaemontana はドイツ人の植物学者「タベルナエモンタヌス(Jacobus Theodorus Tabernaemontanus, 1525-1590)さんの」という意味である。
写真は5月に日光植物園で撮った。
学名:Amsonia tabernaemontana


★似た花がアメリカに咲くことがある
 ここにもあったそんな不思議が

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by sikino-hana | 2016-05-24 13:45 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

黄花カナダ苧環(キバナカナダオダマキ)

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カナダ苧環(カナダオダマキ)キンポウゲ科オダマキ属(アクイレギア属)の多年草である。
アクイレギア属は世界に70種くらいが分布する。
また、多くの園芸品種が作出されている。
日本にも苧環(オダマキ)などがあり、属名の和名をオダマキ属という。
カナダ苧環(カナダオダマキ)の原産地は北アメリカである。
カナダのノバ・スコシア半島からロッキー山脈以東のテキサス州にかけて分布する。
学名からアクイレギア・カナデンシスとする場合もある。
黄花カナダ苧環(キバナカナダオダマキ)はその園芸品種である。
表記の名は日本での流通名である。
園芸品種名はコルベット(Corbett)という。
したがって、正式な名称はアクイレギア・カナデンシス・コルベットということになる。
コルベットというのはメリーランド州にある小さな町の名で、この花の最初の発見地である。
コルベットは選別種で、萼片も黄色い(したがって全体が黄色い)矮性の品種である。
草丈は20センチから30センチくらいである。
根際から生える葉には長い柄があり、2回3出複葉である。
小葉は扇形で2つか3つに裂ける。
開花時期は4月から6月である。
茎の上部に長さ2センチから3センチの花を数輪下向きにつける。
萼弁は5枚、花弁も5枚で、色は黄色である。
雄しべが花弁よりも外に飛び出している。
花弁のつけ根の部分は長く伸びて距(花冠のつけ根が後ろに飛び出たもの)となる。
距は日本のものよりも太く、巻き込まずに長く伸びている。
花の後にできる実は袋果(熟すと果皮が自然に裂けて種子を放出する)である。
属名の Aquilegia はラテン語の「aquila(鷲)」からきている。曲がった距がワシの距に似ていることから名づけられた。
種小名の canadensis は「カナダの」という意味である。
写真は5月に神戸市の六甲高山植物園で撮った。
学名:Aquilegia canadensis 'Corbett'


★晴れたならどんなに綺麗に写せたか
 でも雰囲気はよく伝わるよ

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by sikino-hana | 2016-05-21 14:13 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

ディソスマ・ベルシペリス

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ディソスマ・ベルシペリスはメギ科ミヤオソウ属(ディソスマ属)の多年草である。
ディソスマ属は中国に数種が分布するが、その識別にはまだ混乱が見られるようである。
YListでは、同属からはディソスマ・プレイアンタ(Dysosma pleiantha)1種のみを取り上げ、これにミヤオソウの和名を充てている。
そこで、これを代表種と見なし、属名の和名はミヤオソウ属とする。
なお、この属名は多くの文献で使用されているが、ミヤオソウを漢字でどう書くのかは確認できていない。
本種の原産地は中国である。
安徽省、福建省、広西、貴州、河南省、湖北省、湖南省、広西チワン族自治区、陝西省、四川省、雲南省、浙江省などに分布し、標高300メートルから2200メートルの湿った森の中などに生える。
中国名は八角蓮という。
和名については、蓮の葉草 (ハスノハグサ)とする文献がある一方で、撮影地では本種の和名をミヤオソウとしている。
これも混乱しているようなので、学名で表示することとする。
なお、国際自然保護連合(IUCN)のレッドリスト(ver 3.1, 2004)では絶滅危惧II類(VU)に指定されている。
分布域は広いが亜集団は小さく、減少しているという。
草丈は60センチから90センチくらいである。
太い茎の先に大きな葉を2枚広げる。
葉は円形で、手のひら状に4つから9つに浅く裂ける。
開花時期は5月である。
葉の下に暗い紅紫色の花を数輪つける。
結実期は9月から10月である。
花の後にできる実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
葉や根茎にアルカロイドを含み毒草である。
全草を薬用にする。
属名の Dysosma はギリシャ語の「dysodes(悪臭のある)+osme(香り)」からきている。
種小名の versipellis は「藍色を帯びた黒色に変わる」という意味である。
写真は5月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Dysosma versipellis(syn. Podophyllum versipelle)


★混乱を恐れず調べ行き当たる
 まあまあこれで精一杯かな

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by sikino-hana | 2016-05-16 15:34 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

斑入り宝鐸草(フイリホウチャクソウ)

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宝鐸草(ホウチャクソウ)ユリ科チゴユリ属(ディスポルム属)の多年草である。
分類体系によっては(APGIII)イヌサフラン科とされる。
ディスポルム属はアジアに20種くらいが分布する。
日本にも稚児百合(チゴユリ)などが分布し、属名の和名をチゴユリ属という。
宝鐸草(ホウチャクソウ)は北方領土を含む北海道から九州にかけて分布し、林の中などの陰地に生える。
海外では、サハリン、朝鮮半島、中国にも分布する。
斑入り宝鐸草(フイリホウチャクソウ)はその園芸品種である。
特徴は、葉に白い斑が入ることである。
草丈は30センチから60センチくらいである。
地下からまっすぐ伸びた茎は上部で枝分かれし、途中に葉が互い違いにつく(互生)。
葉は長い楕円形で、先は尖る。
開花時期は4月から5月である。
茎の上部にいくつかの花柄を出し、その先に長い釣鐘形の花を垂れ下がるようにつける。
茎先に垂れる花も全体が緑がかっている。
花被片は内側と外側に3枚ずつある。
中には雄しべ6本と雌しべがある。
花の後にできる実は球形のさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
「宝鐸」というのは、お寺の軒先に下がっている風鈴状のもののことをいう。
若芽には毒があるので注意が必要である。
属名の Disporum はギリシャ語の「dis(二重の)+spora(種子)」からきている。子房の各室に2つの胚珠があることから名づけられた。
種小名の sessile は「柄のない」という意味である。
園芸品種名の Variegatum は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園の野草展で撮った。
学名:Disporum sessile 'Variegatum'


★ひっそりと頭(こうべ)を垂れて宝鐸草
 斑入りの葉とて簡素な姿

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by sikino-hana | 2016-05-14 14:21 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

ブルーベリー

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ブルーベリー (blueberry)はツツジ科スキノ属(バクキニウム属)の落葉低木である。
バクキニウム属は北半球を中心に450種くらいが分布する。
また、多くの栽培品種がある。
日本にも酢の木 (スノキ)などが分布し、属名の和名はスキノ属という。
ブルーベリーの原産地は北アメリカである。
20世紀に入ってから果樹としての品種改良が進展した。
学名として記したバクキニウム・コリンボスムはノーザンハイブッシュ系という系統のものだが、その他にも多くの品種がある。
日本へ渡来し栽培され始めたのは戦後のことである。
ブルーベリージャムが日本で店頭に並んだのは1970年代の後半からである。
樹高は150センチから300センチくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
ただし、品種によって葉の形は異なる。
開花時期は4月から5月である。
葉の脇から散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、白ないし琥珀色で花径1センチくらいの釣鐘形の花を下垂させる。
花の後にできる実は直径1センチ前後の球形の液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、紺色に熟する。
実はジャムや生食に利用される。
実にはアントシアニンなどのポリフェノールが含まれている。
花言葉は「思いやり」である。
属名の Vaccinium はラテン語の「vaccinus(牝牛の)」からきているが、関係は不明だという。
種小名の corymbosum は「散房花序の」という意味である。
写真は4月に南足柄市の足柄森林公園丸太の森で撮った。
学名:Vaccinium corymbosum


★ブルーベリー琥珀に光るその花は
 お伽の国に手招くように

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by sikino-hana | 2016-05-13 11:36 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

斑入り草木瓜(フイリクサボケ)

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草木瓜(クサボケ)バラ科ボケ属(カエノメレス属)の落葉小低木である。
カエノメレス属はアジアに数種の原種が分布し、また多くの園芸品種がある。
中国原産のカエノメレス・スペキオサ(Chaenomeles speciosa)に木瓜(ボケ)の和名があり、属名の和名もボケ属という。
草木瓜(クサボケ)は日本固有種である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、日当たりのよい丘陵地に生える。
また、庭木や盆栽として植栽される。
斑入り草木瓜(フイリクサボケ)はその変種である。
特徴は葉に斑が入ることである。
樹高は30センチから100センチくらいである。
木本だが草のように横に広がる。
枝には棘が多い。
葉の形は倒卵形で先は丸く、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は3月から5月である。
花は赤い5弁花である。
花の真ん中には雄しべと雌しべがたくさんある。
結実期は8月から9月である。
花の後にできる実は球形のナシ状果で黄色に熟し、酸味が強い。
属名の Chaenomeles はギリシャ語の「chaino(開ける)+melon(リンゴ)」からきている。裂けたリンゴの意味で、熟した実に裂け目ができることから名づけられた。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
変種名の variegata は「斑入りの」という意味である。
写真は4月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Choenomeles japonica var. variegata


★葉に入る模様そんなに目立たぬが
 やっぱり不思議自然のチカラ

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by sikino-hana | 2016-05-12 13:18 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

ブラックベリー

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ブラックベリー(black berry)はバラ科キイチゴ属(ルブス属)の落葉低木である。
ルブス属は北半球を中心に数百種が分布する。
また、多くの栽培品種が作出されている。
日本ではこの仲間を木苺(きいちご)と総称しており、属名の和名をキイチゴ属という。
本種の原産地は北アメリカ(ないしアルメニア)である。
日本へは明治時代の初期に北海道開拓使によって導入された。
植物学では、和名は西洋藪苺(セイヨウヤブイチゴ)といい、ブラックベリーは別名の扱いである。
日本では稀に栽培されている。
また、日本各地で野生化している。
たとえば、北海道のブルーリストではA3ランク(北海道に定着しており、生態系等への影響が報告または懸念されている外来種)に選定されている。
樹高は1メートルくらいである。
直立性のものと蔓性のものがある。
枝や葉には大きな棘が密生する。
しかし、最近売られている園芸品種には棘はない。
葉は3出複葉(1枚の葉が3つの小さな葉に分かれた形)で、互い違いに生える(互生)。
小葉は卵形で、葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5月から6月である。
葉の脇から総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、白ないし淡い紅紫色を帯びた5弁花をつける。
花びらの数は6枚や7枚のものもある。
花の後にできる実は、小さい核果(水分を多く含み中に種が1つある)がたくさん集まってできた球形の集合果である。
実は黄緑色から赤紫色に変わり、やがて黒く熟する。
ほんのりと甘いが、酸っぱさのほうが強いので生食には向かず、ジャムなどに加工される。
アントシアニンなどのポリフェノールが含まれている。
花言葉は「あなたとともに」である。
属名の Rubus はラテン語の「ruber(赤)」からきている。赤い実がなることから名づけられた。
種小名の fruticosus は「低木状の」という意味である。
写真は5月につくば植物園で撮った。
栽培品種のウォシュタ(Ouachita)である。
アーカンソー大学が2003年に発表した棘なし直立性の品種である。
品種名はアーカンソー州を流れる川の名に由来する。
学名(広義):Rubus fruticosus/(標準):Rubus armeniacus


★熟す日を待っていてねと笑み浮かべ
 ピンクの花は滴に濡れて

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by sikino-hana | 2016-05-11 10:02 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

プリンセスイレーネ

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チューリップはユリ科チューリップ属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方から中央アジアにかけた一帯である。
17世紀のオランダで熱狂的なブームを巻き起こした。
今日では園芸品種の数は4000種を超えるという。
プリンセスイレーネもその中の1つである。(チューリップ図鑑参照)
1949年にオランダで作出された品種である。
中生咲き(4月中旬から5月上旬)のトライアンフ系 (T:Triumph) に含まれる。
トライアンフ系というのは、一重早咲き系(SE:Single Early)と一重遅咲き系(SL:Single Late)の交配種である。
本種は一重遅咲き系(SL:Single Late)に分類されることもある。
草丈は短茎(25センチから40センチ)である。
根際から生える葉は帯状である。
花の色はオレンジ色である。
茎は紫色で、レンブラント咲きをする。
レンブラント咲きというのは花弁に赤や紫の絞り模様が入るもののことをいう。
本種の場合は火炎状に紅紫色の模様が入る。
なお、この品種からは、その後もさまざまなバリエーションが生まれている。
属名の Tulipa はペルシャ語の「tulipan(ターバン)」からきている。花の形が似ているということで名づけられた。
写真は4月に砺波チューリップ公園で撮った。
学名:Tulipa 'Princess Irene'


★オランダの伝統引継ぎ燦然と
 花を咲かせるプリンセスイレーネ

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by sikino-hana | 2016-05-10 16:39 | 春の花 | Trackback | Comments(0)

フロリダアザレア

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フロリダアザレア(Florida azalea)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
ツツジ属は世界に1000種以上が分布し、また多くの園芸品種がある。
本種の原産地は北アメリカである。
アメリカ合衆国南部のアラバマ州、フロリダ州、ジョージア州、ミシシッピ州に分布し、湿った林や河岸などに生える。
なお、表記の名はアメリカでの一般名であり、オレンジアザレア(orange azalea)などの呼称も用いられている。
日本では学名のロードデンドロン・アウストリヌムで表示するものもある。
樹高は2メートルから3メートルくらいである。
枝は細く、よく枝分かれをする。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉には軟らかい毛が生える。
開花時期は4月から5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3センチから4センチで、花の色は黄色、橙色、桃色などである。
花冠は漏斗状で先が5つに裂け、長い雄しべが飛び出る。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の austrinum は「南の」という意味である。
写真は5月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron austrinum


★オレンジの花をびっしりつけて咲く
 フロリダアザレア雄しべ可愛く

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by sikino-hana | 2016-05-08 13:09 | 春の花 | Trackback | Comments(0)