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馬の鈴草(ウマノスズクサ)

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馬の鈴草(ウマノスズクサ)はウマノスズクサ科ウマノスズクサ属の蔓性多年草である。
本州の関東地方から九州にかけて分布し、川の土手や草地などに生える。
蔓状の茎は1~3メートルくらいまで伸びる。
葉は長いハート形をしており、互い違いに生える(互生)。
開花時期は6~8月である。
ラッパ状をした暗紫色の花筒(萼)を横向きにつける。
花のつけ根の部分は球形の子房になっている。
名の由来は、葉の形が馬面に似ており、実が馬の首にかける鈴に似ていることからきている。
根を干したものは生薬で青木香(しょうもっこう)といい、解毒剤とされる。
実を干したものは生薬で馬兜鈴(ばとうれい)といい、鎮咳、去痰などの薬効がある。
写真は7月に小石川植物園で撮った。
学名:Aristolochia debilis


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 馬の鈴草不思議な形

馬の鈴草(ウマノスズクサ)_d0125765_5235756.jpg

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by sikino-hana | 2009-07-14 05:26 | 夏の花
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