ナルキッスス・ブルボコディウムはヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方の西部である。
英名はペチコートダフォディル(petticoat daffodil)である。
「ダフォディル」は水仙のことである。
そこから流通名をペチコート水仙(ペチコートスイセン)ともいう。
英国王立園芸協会の12分類ではブルボコディウム水仙(ブルボコディウムスイセン)として独立している。
草丈は10~20センチくらいである。
根際から生える葉は細い円柱形である。
開花時期は2~4月である。
花茎の先に1つずつユニークな形の花を横向きにつける。
花の色は淡い黄色から濃い黄色である。
特徴は漏斗状の副花冠が発達していることである。
花びら(花被片)は細い披針形であまり目立たず、ラッパのような副花冠が目に飛び込む。
変種や園芸品種が多いという。
写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Narcissus bulbocodium
★ユニークな花の形が面白く
副花冠と聞き納得をして
花図鑑
by sikino-hana
| 2009-04-06 05:59
| 春の花
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