大寒桜 (オオカンザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
樹高は5~10メートルくらいになる。
埼玉県川口市安行の田中一郎邸にあったカンザクラの一種で、安行の小清水亀之助によって広められた。
寒緋桜(カンヒザクラ)と山桜(ヤマザクラ)、ないしは寒緋桜(カンヒザクラ)と早咲きの大島桜(オオシマザクラ)の雑種と考えられている。
安行の土地にちなんで、安行寒桜(アンギョウカンザクラ)の別名もある。
開花時期は3月の中旬~下旬くらいである。
普通の寒桜(カンザクラ)より大輪で、開花時期も遅い。
花は半開状で、下を向いて咲く。
上野公園を始めとして各地に植えられ、染井吉野(ソメイヨシノ)より先に咲くことで喜ばれている。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Prunus x kanzakura cv. Oh-kanzakura
★すくすくと育ち花咲く高木は
大寒桜と呼ばれ愛され
花図鑑
by sikino-hana
| 2009-03-08 07:47
| 春の花
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