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観音竹(カンノンチク)

観音竹(カンノンチク)_d0125765_837233.jpg

観音竹(カンノンチク)はヤシ科カンノンチク属(ラピス属)の常緑低木である。
属の和名はシュロチク属とされる場合もある。
「竹」の字がつくがタケの仲間ではない。
原産地は中国南部、東南アジアである。
名の由来は、沖縄の寺院の山号である観音山からきている。
日本へは江戸時代の初期に琉球から渡来し、多くの園芸品種が生まれた。
樹高は1~4メートルくらいである。
多くの幹が束になって生え、株立ち状(根元から何本もの細い幹を立ち上がらせる)となる。
葉は手のひら状に4~8枚に深く裂ける。
葉は濃い緑色で艶がある。
近縁種の棕櫚竹(シュロチク)に比べると、小葉の数が少なく幅が広い。
開花時期は3~6月である。
雄雌異株である。
長さ20~30センチくらいの円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)をつくる。
英名はレディパーム(lady palm)である。
写真は11月に沖縄県具志川市の東南植物楽園で撮った。
学名:Rhapis excelsa


★鉢植えで高い人気を誇るけど
 地植えをすればこんなに元気

観音竹(カンノンチク)_d0125765_8372285.jpg

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by sikino-hana | 2008-12-28 08:38 | 観葉植物
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