木立綿(キダチワタ)はアオイ科ワタ属の多年草である。
原産地はインドである。
草丈は60~120センチくらいである。
葉は手のひら状に裂け、互い違いに生える(互生)。
開花時期は8~10月である。
花径4センチくらいの黄色い5弁花をつける。
花は一日花である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
熟すると裂開し、白い綿毛が露出する。
綿毛は脱脂綿の製造原料となる。
種子から得られる綿実油は、食用油、マーガリン、ローソク、石鹸などに利用される。
写真は11月につくば植物園で撮った。
学名:Gossypium arboreum
★いろいろな使い道ある木立綿
花美しく実もまた楽し
花図鑑
by sikino-hana
| 2008-11-16 07:15
| 秋の花
|
|