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とち鏡(トチカガミ)

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とち鏡(トチカガミ)はトチカガミ科トチカガミ属の多年草である。
本州から九州にかけて分布し、平地の湖沼に群生する浮葉植物である。
海外では、朝鮮半島、中国、東南アジア、オーストラリア北部などにも分布する。
環境省のレッドデータブック2007年版では、「現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては『絶滅危惧』に移行する可能性のある種」である準絶滅危惧(NT)に登録されている。
「とち」はスッポンのことだという。
艶のある丸い葉を「スッポンの鏡」に見立てたのが名の由来である。
匍匐茎を出して殖え、葉の裏面の浮き袋で水面に浮かぶ。
開花時期は8~10月である。
花茎を立てて、白い3弁花をつける。
花は一日花である。
雌雄異株である。
上の写真は8月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
下の写真は8月につくば植物園で撮った。
学名:Hydrocharis dubia


★ぷかぷかと浮かぶ葉っぱに照らされて
 とち鏡咲く景色はのどか

とち鏡(トチカガミ)_d0125765_6235244.jpg

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by sikino-hana | 2008-09-03 06:24 | 秋の花
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