黒毛蕊花(クロモウズイカ)はゴマノハグサ科モウズイカ属の多年草である。
原産地はヨーロッパである。
「毛蕊花」の由来は、雄しべの花糸に毛が生えていることからきている。
和名の由来は、雄しべが濃い焦げ茶色をしていて全体が黒っぽく見えるところからきている。
英名はダークマレイン(dark mullein)という。
草丈は60~120センチくらいである。
全体に長い毛が生え、茎には翼がある。
開花時期は6~8月くらいである。
長い穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)を出し、花径20~25ミリくらいの黄色い花をつける。
葉や花は風邪薬などに用いられる。
写真は6月に東京都薬用植物園で撮った。
学名:Verbascum nigram
★世の中にいろんな花のあるものと
笑みもこぼれる黒毛蕊花
花図鑑
by sikino-hana
| 2008-06-29 10:04
| 夏の花
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