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常盤黄櫨(トキワハゼ)

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常盤黄櫨(トキワハゼ)はゴマノハグサ科サギゴケ属の一年草である。
北海道から沖縄にかけて分布し、道端や草地などに普通に生える。
海外では、朝鮮半島、中国、東南アジアなどにも分布する。
草丈は5~25センチくらいである。
よく似た紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)と異なり、匍匐茎を持たない。
根際から生える数枚の葉はへら形である。
葉の縁には鈍いぎざぎざ(鋸歯)がある。
茎につく葉は小さく、互い違いに生える(互生)。
開花時期は4~11月である。
花径は1センチくらいの筒状で、花冠は上下に唇形に2つに裂ける。
筒の部分は紫色である。
上の唇は淡い紫色で、浅く2つに裂ける。
下の唇は淡い紫色で、先が3つに裂ける。
真ん中に黄褐色の斑が入る。
写真は5月に埼玉県の川口市安行で撮った。
学名:Mazus pumilus


★あっこれが常盤黄櫨だとすぐわかる
 小粒な花の色美しく
常盤黄櫨(トキワハゼ)_d0125765_6522772.jpg

花図鑑
by sikino-hana | 2008-05-10 06:53 | 夏の花
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