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芋片喰(イモカタバミ)

芋片喰(イモカタバミ)_d0125765_663457.jpg

芋片喰(イモカタバミ)はカタバミ科カタバミ属の多年草である。
原産地は南アメリカである。
日本へは戦後に渡来した。
現在では、栽培されていたものが逸出して各地で野生化し、道端などに生える。
名の由来は、芋のような塊茎によって増えるところからきている。
別名を節根花片喰(フシネハナカタバミ)という。
草丈は10~30センチくらいである。
葉は根元から生え、ハート形をした3小葉からなる。
開花時期は4~9月である。
花茎の先に十数個の花が散形につく。
花びらは5枚である。
花の色は濃い紅紫色で、濃い紅色の筋が入る。
花の真ん中も濃い紅色をしている。
雄しべの葯の色は黄色い。
紫片喰(ムラサキカタバミ)に似ているが、こちらは花の真ん中は黄緑色である。
また、雄しべの葯の色は白い。
写真は5月に埼玉県の川口市安行で撮った。
学名:Oxalis articulata


★鮮やかな色もまぶしく群れ咲きす
 芋片喰の陽気な姿
芋片喰(イモカタバミ)_d0125765_665962.jpg

花図鑑
by sikino-hana | 2008-05-08 06:07 | 夏の花
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