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ヒマラヤ雪の下(ヒマラヤユキノシタ)

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ヒマラヤ雪の下(ヒマラヤユキノシタ)はユキノシタ科ヒマラヤユキノシタ属(ベルゲニア属)の常緑多年草である。
原産地は中国からアフガニスタンにかけてのヒマラヤ山脈周辺の地域である。
林の中や岩場に生える。
日本へは明治時代の初期に渡来した。
雪の下(ユキノシタ)と同じ仲間だが、類似点はほとんどない。
草丈は15~40センチくらいである。
根際から生える葉は大きくて丸く、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉は革質で固く、葉や茎にはタンニンを含み赤みを帯びる。
開花時期は2~5月である。
花茎を出し、花径1センチくらいの桃色の花を円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)につける。
花びらは5枚である。
花の色には白や濃い紅色のものもある。
写真は3月に埼玉県三郷市で撮った。
学名:Bergenia stracheyi


★春の来る歓び伝え咲く花は
 ピンクの色に我が身を染めて

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花図鑑
by sikino-hana | 2008-04-02 05:58 | 春の花
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