姫柑子(ヒメコウジ)はツツジ科シラタマノキ属(ゴーテリア属)の常緑低木である。
英名をチェッカーベリー(Checkerberry) という。
属名のゴーテリアの名でも流通している。
原産地は北アメリカの北東部である。
樹高は10~20センチくらいである。
葉は卵形をしており、革質で艶がある。
暗緑色の葉は秋から冬にかけて紅葉する。
開花時期は7~8月である。
葉の脇に赤味を帯びた白い馬酔木(アセビ)に似た釣鐘形の花を下向きにつける。
花の後につく実は液果(果皮が肉質で液汁が多い実)で、真っ赤に熟する。
実の鑑賞期は9月から翌年の2月くらいまでである。
葉や実にはサリチル酸メチルが含まれる。
カナダのエスキモーは葉を鎮痛薬として用いたという。
写真は10月下旬に箱根湿性花園で撮った(植栽)。
学名:Gaultheria procumbens
★うっそうと葉を茂らせて姫柑子
大きな赤い実顔を覗かせ
花図鑑
by sikino-hana
| 2008-01-18 05:49
| 果実
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