人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 八手(ヤツデ) 姫苺の木(ヒメイチゴノキ) >>

琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)

琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)_d0125765_681918.jpg

琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)はカキノキ科カキノキ属の落葉高木である。
本州の関東地方から沖縄にかけて分布し、山地に生える。
別名を信濃柿(シナノガキ)という。
樹高は5~15メートルくらいである。
葉は楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の柄は長く、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
近縁種の豆柿(マメガキ)は柄が短く、葉の裏面に軟毛が生える。
本種は無毛である。
開花時期は3~4月である。
雌雄異株である。
花の色は淡い黄色で、地味な花である。
果期は10~12月である。
渋柿で食べられないが、熟して黒くなった果実は渋が抜けて食べることもできる。
柿渋を採って塗ると紙や布が強化される。
防水・防腐作用もあり、渋団扇や番傘などに利用される。
写真は11月に板橋区立赤塚植物園で撮った。
学名:Diospyros japonica


★どす黒く熟す豆柿めずらしく
 空を見上げる冬の一景

琉球豆柿(リュウキュウマメガキ)_d0125765_692692.jpg

花図鑑
by sikino-hana | 2007-11-14 06:10 | 果実
<< 八手(ヤツデ) 姫苺の木(ヒメイチゴノキ) >>