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紅三光(クレナイサンコウ)

紅三光(クレナイサンコウ)_d0125765_1351102.jpg

藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木から高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
紅三光(クレナイサンコウ)もそうした園芸品種の1つである。(椿図鑑参照)
新潟県の燕市分水町にあった野生の藪椿(ヤブツバキ)からの選別種である。
1982年に小野塚敏夫さんによって発表された。
樹高は2メートルから4メートルである。
葉は小さめの楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は2月から4月である。
花4センチ以下の鮮やかな紅色をした一重筒咲き、喇叭咲きの極小輪である。
花弁は肉厚で、花弁数は3枚しかない。
雄しべは筒しべである。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(Georg Joseph Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に川口市立グリーンセンターで撮った。
学名:Camellia japonica 'Kurenai-sanko'


★三枚の花弁もそれを引き継ぐの
 びっくりするね椿の不思議

紅三光(クレナイサンコウ)_d0125765_13512127.jpg

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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2016-04-05 13:55 | 春の花
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