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デンドロビウム・ビオラケオフラベンス

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デンドロビウム・ビオラケオフラベンスはラン科セッコク属(デンドロビウム属)の多年草である。
デンドロビウム属は東南アジアやオーストラリアなどに1200種くらいが分布する着生種である。
属名の読み方はデンドロビュームとするものもある。
日本にも石斛(セッコク)などが分布し、属名の和名をセッコク属という。
本種の原産地はニューギニア島の西部である。
熱帯雨林の岩の上に生える着生種である。
草丈は50~200センチくらいである。
葉は肉厚の披針形(笹の葉のような形)である。
開花時期は秋から冬である。
長さ30~60センチの花茎を伸ばし、総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)をつける。
花径は4~6センチくらいあり、花の色は黄緑色である。
花弁の縁は濃い色になり、真ん中は白っぽい。
唇弁には紅紫色の筋模様が入る。
花はよい香りがする。
属名の Dendrobium はギリシャ語の「dendron(樹)+ bios(着生)」からきている。
種小名の violaceoflavens は「紅紫色の淡い黄色の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Dendrobium violaceoflavens


★熱帯の森に育ったその証
 ここを見てよと唇染めて

デンドロビウム・ビオラケオフラベンス_d0125765_1374140.jpg


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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2014-10-18 13:11 | 秋の花
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