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プリムラ・カピタタ

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プリムラ・カピタタはサクラソウ科サクラソウ属(プリムラ属)の多年草である。
プリムラ属は北半球の温帯や寒帯に500種くらい分布する。
また、多くの園芸品種が作出されているる
日本にも桜草(サクラソウ)などが分布するので、属名の和名をサクラソウ属という。
原産地は中国の南西部からチベット、ブータンにかけてである。
草丈は25~35センチである。
根際から生える葉はへら形で、ロゼット状(茎から葉が重なり合って出て地に接し、円座形になったもの)となる。
葉の縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~6月である。
茎先に散形花序(枝先に1個つずつ花がつく)を出し、濃いバイオレット色の花を玉咲きさせる。
花は白い粉をふいている。
1つ1つの花冠は5つに裂け、5枚の萼片がある。
雄しべは5本、雌しべは1本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Primula はラテン語の「primos(最初)」縮小形である。プリムラ・ベリスが早春に他に花に先駆けて咲くことから名づけられた。
種小名の capitata は「頭状の」という意味である。
写真は6月に富山県中央植物園で撮った。
学名:Primula capitata


★たたえたる水の深さを示すよう
 カピタタの花神秘に満ちて

プリムラ・カピタタ_d0125765_1841534.jpg


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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2014-06-23 18:45 | 夏の花
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