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鵯桜(ヒヨドリザクラ)

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鵯桜(ヒヨドリザクラ)はバラ科サクラ属の落葉高木である。
サトザクラの仲間で、カスミザクラ系である。
江戸時代の元禄年間からその名が登場し、1916年に三好学博士によって記載された。
その後、長い間、絶滅したものと考えられていた。
しかし、1970年に石川県七尾市にあったものが再発見された。
樹高は5メートルから10メートルくらいである。
葉は幅の広い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉や葉の柄、花の柄に毛が生える。
開花時期は4~5月で、遅咲きである。
花径4センチくらいの濃い紅色の大輪で、菊咲きをする。
花弁数は300~450枚くらいあり、咲き進むと球形になる。
雌しべが葉化するのが特徴である。
属名の Prunus は「plum(スモモ)」を意味する。
種小名の lannesiana はフランス人の園芸家「ランヌ(Lannes)さんの」という意味である。
品種名の Longipedunculata は「長い花柄の」という意味である。
写真は5月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Prunus lannesiana 'Longipedunculata'


★鵯の羽根を思わす桜とか
 花の歴史の長きを思い

鵯桜(ヒヨドリザクラ)_d0125765_1556096.jpg


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花・ガーデニング
by sikino-hana | 2014-04-18 15:57 | 春の花
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