人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 空蝉(ウツセミ) 天の川(アマノガワ) >>

伊勢大白(イセタイハク)

伊勢大白(イセタイハク)_d0125765_1659947.jpg

藪椿(ヤブツバキ)はツバキ科ツバキ属の常緑低木~高木である。
本州の青森県から沖縄にかけて分布する。
一般的に椿(ツバキ)と呼ばれ、園芸品種の基本種となっている。
伊勢大白(イセタイハク)もその園芸品種の1つである。
三重県の民家で栽培された品種である。
1961年に佐藤稔さんによって発表された。
樹高は1~3メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は3~4月である。
八重・蓮華咲きの大輪(花径10~12センチ)で、花の色は白い。
筒しべで、時に旗弁となる。
「大白」は大きな杯を意味する言葉である。
属名の Camellia はモラビアの出身でイエズス会の宣教師だった「カメル(G. J. Kamel, 1661-1706)さん」の名からきている。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の japonica は「日本の」という意味である。
写真は3月に京都府立植物園で撮った。
学名:Camellia japonica 'Ise-taihaku'


★ここに咲く椿が見せる存在感
 肌に感じつ小路歩んで

伊勢大白(イセタイハク)_d0125765_1659271.jpg


花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ


味の麺匠戸田久おこめの鬼平フロム蔵王花の本屋さん楽天トラベル




花・ガーデニング
by sikino-hana | 2014-04-01 17:02 | 春の花
<< 空蝉(ウツセミ) 天の川(アマノガワ) >>