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砥草葉木麻黄(トクサバモクマオウ)

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砥草葉木麻黄(トクサバモクマオウ)はモクマオウ科モクマオウ属の常緑高木である。
原産地はビルマ、ベトナム、マレーシア、南太平洋諸島、オーストラリアなどである。
日本へは明治時代の初期に渡来し、小笠原諸島や沖縄諸島で観賞用などとして植栽されている。
和名の由来は、薬草の麻黄(マオウ)に似ていて葉が砥草(トクサ)に似た木という意味である。
単に木麻黄(モクマオウ)と呼ばれることもある。
また、別名を常磐御柳(トキワギョリュウ)ともいう。
樹高は10~30メートルくらいである。
樹皮は灰褐色で繊維状に剥げる。
樹冠は円錐形である。
枝は垂れ下がるものが多い。
葉は退化しており、節に鱗片葉が輪になって生える(輪生)。
開花時期は10月である。
雌雄同株である。
花の色は淡い緑白色である。
雄花序は円柱形で枝先につき、雌花序は球形で枝のつけ根につく。
花の後にできる実は木質で楕円形をしており、マツカサ状である。
材は建築材、土木用材、燃料材とされる。
樹皮は染料となる。
属名の Casuarina はラテン語の「casuarius(ヒクイドリ)」からきている。枝葉の様子が似ていることから名づけられた。
種小名の equisetifolia は「トクサ属(Equisetum)のような葉の」という意味である。
写真は12月に沖縄県本部町の熱帯・亜熱帯都市緑化植物園で撮った。
学名:Casuarina equisetifolia

★雑然と見える葉っぱは砥草のよう
 変わった木だね何に使うの

砥草葉木麻黄(トクサバモクマオウ)_d0125765_17374985.jpg

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by sikino-hana | 2013-12-09 17:39 | 観葉植物
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