ストレリチア・ユンケアはバショウ科ゴクラクチョウカ属(ストレリチア属)の多年草である。
分類体系によってはゴクラクチョウカ科とされる。
原産地は南アフリカのケープ地方である。
分類上は、極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)の変種とするものと独立種とするものがある。
草丈は1~3メートルくらいである。
葉が円柱形になり、茎のように見えるのが特徴である。
そのためノンリーフ・ストレリチアの名でも流通している。
開花時期は周年である。
花の形は極楽鳥花(ゴクラクチョウカ)と変わりがない。
橙黄色の鶏冠のように見えるのが花(萼片)である。
くちばしのように見えるのは苞(花のつけ根につく葉の変形したもの)である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Strelitzia はイギリスのジョージ3世の皇后の出身家「ストレリッツ(Strelitz)」にちなむ。
種小名の reginae は「女王の」という意味である。
変種名の juncea は「イグサ属(Juncus)に似た」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Strelitzia reginae var. juncea(=Strelitzia jancea)
★ユンケアの葉っぱはまるで茎のよう
華麗な花は簾の中に
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