キルタンツス・マッケニーはヒガンバナ科キルタンツス属の多年草である。
原産地は南アフリカのナタール地方である。
キルタンツス属は南アフリカにおよそ50種が分布し、海岸などに生える。
日本へは明治時代の後期に渡来した。
いま日本で流通しているものは、ほとんどが園芸品種という。
草丈は20~30センチくらいである。
根際から生える葉は線形で、灰白色を帯びる。
開花時期は1~4月くらいである。
茎先から細長い筒状の花を数輪下向きにつける。
花冠の先は6つに裂けている。
黄花品種の他に、乳白色、ピンク、淡いピンクなどのものがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Cyrtanthus はギリシャ語の「kyrtos(曲がった)+anthos(花)」からきている。
種小名の mackenii は南アフリカのナタール地方の植物収集家「マーク・マケン(Mark J. McKen)さんの」という意味である。
上の写真は3月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
下の写真は12月にJAあゆみ野安行園芸センターで撮った。
学名:Cyrtanthus mackenii
★不思議なる花の形で手招いて
キルタンツスはどこへいざなう
☆薄紅の小さな笛を吹き鳴らし
夕日に染まるキルタンツスは
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by sikino-hana
| 2011-12-20 07:41
| 冬の花
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