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御柳梅(ギョリュウバイ)

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御柳梅(ギョリュウバイ)はフトモモ科ネズモドキ属の常緑低木である。
原産地はニュージーランドやオーストラリアのタスマニア地方である。
ニュージーランドの国花でもある。
葉の形が御柳(ギョリュウ)に似て「梅」のような花を咲かせるというのが名の由来である。
樹高は3~5メートルくらいである。
枝には棘がある。
葉は長さ1~2センチの幅の広い線形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は鋭く尖り、赤味がかっていて、よい香りがする。
英名はティーツリー(tea tree)だが、これはお茶の代わりに飲用したことからついた名である。
蜂蜜の蜜源ともなっている。
開花時期は11~5月くらいである。
花径は1~2センチで、5弁花である。
雄しべは5本である。
花の色は赤、ピンク、白などがあり、一重咲きと八重咲きがある。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Leptospermum はギリシャ語の「leptos(細長い)+spermum(種子)」からきている。
種小名の scoparium は「箒状の」という意味である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Leptospermum scoparium


★愛らしい花が笑顔を振りまいて
 異国の香り御柳梅咲く
御柳梅(ギョリュウバイ)_d0125765_11344913.jpg

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by sikino-hana | 2011-12-19 11:38 | 冬の花
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