イクソラ・サンキストはアカネ科サンタンカ属(イクソラ属)の常緑低木である。
山丹花(サンタンカ:Ixora chinensis)などから改良された園芸品種である。
イソクラ属は世界の熱帯に400種くらいある。
山丹花(サンタンカ)の原産地は中国からマレーシアにかけた一帯である。
沖縄でも古くから栽培され、日本へは沖縄経由で江戸時代の初期に渡来した。
沖縄では三段花(サンダンカ)と呼ばれることが多い。
樹高は1~2メートルである。
葉は長い楕円形で、向かい合って生える(対生)。
開花時期は日本では夏である。
暖地では周年開花をする。
枝先に集散花序(最初の花が枝先につき、その下に次々と側枝を出して花がつく)を出し、紅色の花をつける。
花冠は筒形で先が4つに裂ける。
花の色は橙色や白のものもある。
イクソラ・サンキストの花の色は淡い黄緑色である。
日本へは台湾から渡来した。
属名の Ixora はサンスクリット語の「Iswara(シバ神)」からきている。
品種名の Sunkist は元々はアメリカ産の果実・ジュースのブランド名で、sun-kissedに由来する。
写真は1月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Ixora 'Sunkist'
★黄緑の花が自慢のサンキスト
色が変わればムードも変わり
花図鑑
植物図鑑
|
|