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ステルンベルギア・ルテア

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ステルンベルギア・ルテアはヒガンバナ科キバナタマスダレ属の多年草である。
和名は黄花玉簾(キバナタマスダレ)という。
地中海沿岸地方から西アジアにかけて分布し、砂礫地に生える。
日本へは大正時代に渡来した。
草丈は10~20センチくらいである。
1つの球根から2~3本の茎を伸ばす。
根際から生える葉は線形である。
開花時期は9~10月である。
茎先に花径3センチくらいの鮮やかな黄色の花をつける。
花被片は6枚である。
クロッカスに似ているが、クロッカスのように平開はしない。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Sternbergia はオーストリアの植物学者 「シュテルンベルグ(G. K. Sternberg)さん」の名にからきている。
種小名の lutea は「黄色の」という意味である。
写真は10月につくば植物園で撮った。
学名:Sternbergia lutea


★玉簾思わすような花姿
 黄花が不思議ステルンベルギア
ステルンベルギア・ルテア_d0125765_8573393.jpg

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by sikino-hana | 2011-09-11 08:59 | 秋の花
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