人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< 岩沙参(イワシャジン) 小倉仙翁(オグラセンノウ) >>

糸葉春車菊(イトバハルシャギク)

糸葉春車菊(イトバハルシャギク)_d0125765_12144571.jpg

糸葉春車菊(イトバハルシャギク)はキク科ハルシャギク属の多年草である。
原産地は北アメリカで、東部を中心に分布する。
草丈は30~40センチくらいである。
名前の通り葉は細く切れ込んで糸状に分裂し、輪になって生える(輪生)。
開花時期は6~9月である。
茎の上部に散房花序(柄のある花がたくさんつき、下部の花ほど柄が長いので花序の上部がほぼ平らになる)を出し、花径5センチくらいの黄色い花(頭花)をたくさんつける。
舌状花は8枚で、コスモスに似ている。
そのため、宿根コスモス(シュッコンコスモス)の名でも流通している。
花の後にできる実はそう果(熟しても裂開せず、種子は1つで全体が種子のように見えるもの)である。
属名の Coreopsis はギリシャ語の「coris(南京虫)+opsis(似た)」からきている。そう果の形が南京虫に似ているということで名づけられた。
種小名の verticillata は「輪生の」という意味である。
写真は7月に千葉県野田市の清水公園花ファンタジアで撮った。
学名:Coreopsis verticillata


★鮮やかな黄金の花が夏空に
 とても似合うよコレオプシスは
☆黄金のコレオプシスは鮮やかに
 夏の夜さえ賑やかに咲き
糸葉春車菊(イトバハルシャギク)_d0125765_12151094.jpg

花図鑑
植物図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ




by sikino-hana | 2011-09-02 12:17 | 夏の花
<< 岩沙参(イワシャジン) 小倉仙翁(オグラセンノウ) >>