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唐藤空木 (トウフジウツギ)

唐藤空木 (トウフジウツギ)_d0125765_10171243.jpg

唐藤空木 (トウフジウツギ)はフジウツギ科フジウツギ属の落葉低木である。
中国の江蘇省から雲南省にかけて分布し、丘陵の林の縁などに生える。
日本でも沖縄では古くから栽培され、野生化している。
そのため、琉球藤空木 (リュウキュウフジウツギ)の別名がある。
樹高は1~3メートルくらいである。
枝の断面は四角形である。
葉は卵形ないし披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は6~10月くらいである。
枝先に淡い紫色をした筒状の花を房のようにつける。
花冠は先が4つに裂ける。
雄しべは4本である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Buddleja はイギリスの博物学者「バドル(A. Buddle)さん」の名からきている。
種小名の lindleyana はイギリスの植物学者「リンドレー(J. Lindley)さんの」という意味である。
写真は6月に小石川植物園で撮った。
学名:Buddleja lindleyana


★紫の筒の形がチャーミング
 唐藤空木元気に咲いて
唐藤空木 (トウフジウツギ)_d0125765_10173254.jpg

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by sikino-hana | 2011-06-25 10:18 | 夏の花
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