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アンゲロニア

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アンゲロニアはゴマノハグサ科アンゲロニア属の多年草である。
分類体系によってはオオバコ科とされる。
原産地は中央アメリカから西インド諸島にかけてである。
草丈は60~120センチくらいである。
花茎が次々と伸びて、こんもり茂る。
葉は披針形で、向かい合って生える(対生)。
葉の先は尖り、縁にはぎざぎざ(鋸歯)がある。
開花時期は5~10月である。
暖地では周年開花をする。
花の色は青、紫色、白、ピンクなどのものがある。
花径は1センチくらいだが、たくさんの花がつく。
花冠は5つに裂け、喉の部分には模様が入る。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
英名はサマースナップドラゴン(summer snapdragon)である。
スナップドラゴンは金魚草(キンギョソウ)のことである。
属名の Angelonia はギリシャ語の「Angelos(天使)」からきている。
種小名の angustifolia は「細葉の」を意味する。
写真は4月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Angelonia angustifolia


★暑さにはめっぽう強く夏花壇
 彩り飾るアンゲロニアは
アンゲロニア_d0125765_8582290.jpg

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by sikino-hana | 2011-05-03 08:59 | 夏の花
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