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小葉の三葉躑躅(コバノミツバツツジ)

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小葉の三葉躑躅(コバノミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
日本固有種である。
本州の中部地方から九州にかけて分布し、山地に生える。
「三葉」は葉が3枚ということであり、「小葉」は近縁種と比べて葉が小さいということである。
樹高は1~3メートルである。
普通は枝先に長さ3~5センチの菱形をした3枚の葉を輪になってつける(輪生)。
葉の裏面に網目模様がある。
開花時期は4~5月である。
葉の展開に先立って花を咲かせる。
花径は3センチくらいで、漏斗状をした紅紫色の花である。
花の柄や萼には毛が多い。
上側の花びらの内側には色の濃い斑点がある。
雄しべは10本あり、5本は長く5本は短い。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の reticulata は「網状の」という意味である。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Rhododendron reticulatum


★花の前に咲かす花色美しく
 賑わい誘う躑躅の季節
小葉の三葉躑躅(コバノミツバツツジ)_d0125765_831692.jpg

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by sikino-hana | 2011-04-25 08:04 | 春の花
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