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東国三葉躑躅(トウゴクミツバツツジ)

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東国三葉躑躅(トウゴクミツバツツジ)はツツジ科ツツジ属の落葉低木である。
本州の東北地方から近畿地方にかけて分布し、山地に生える。
三葉躑躅(ミツバツツジ)よりも高いところに生え、開花時期も遅い。
樹高は2メートルくらいである。
葉が枝先に3枚ずつ輪生するのが特徴で、これが名の由来でもある。
開花時期は4~6月である。
葉の展開前または葉と同時に開花する。
枝先につく花は紅紫色の花である。
花径は4~5センチで5つに深く裂け、広い漏斗状をしている。
雄しべは10本である。
雌しべの花柱の下部には腺毛(粘着物質を出す毛)が生えるのが特徴である。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
属名の Rhododendron はギリシャ語の「rhodon(バラ)+dendron(樹木)」からきている。紅色の花をつける木という意味で名づけられた。
種小名の wadanum は採集者「和田治衛さんの」という意味である。
写真は4月に小石川植物園で撮った。
学名:Rhododendron wadanum


★びっしりとラッパのような花つけて
 東国三葉は今花盛り
東国三葉躑躅(トウゴクミツバツツジ)_d0125765_9524252.jpg

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by sikino-hana | 2011-04-13 09:53 | 春の花
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