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針金雀枝(ハリエニシダ)

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針金雀枝(ハリエニシダ)はマメ科ハリエニシダ属の落葉低木である。
原産地は南西ヨーロッパである。
西ヨーロッパからイタリアにかけて分布している。
石の多い土地や乾燥した牧草地に生え、観賞用や飼料用として栽培される。
ヨーロッパのゴルフ場に植えてあるのをよく見かける。
樹高は60~200センチくらいである。
幹は綿毛で覆われており、そこから小枝を横に伸ばす。
葉は棘状になるが、幼葉には3小葉があり柔らかい。
開花時期は3~5月である。
棘の多い葉が密集した枝の先に、蝶形をした黄色い小さな花をつける。
花弁も毛で覆われている。
花の後にできる実は豆果(莢の中に種子が入るもの)である。
属名の Ulex はラテン語の古名「ulex(棘のある常緑の低木)」からきている。
種小名の europaeus は「ヨーロッパの」という意味である。
写真は3月に小石川植物園で撮った。
学名:Ulex europaeus


★少しだけ離れて見てね痛いから
 針金雀枝は気を遣いつつ

針金雀枝(ハリエニシダ)_d0125765_17301941.jpg

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by sikino-hana | 2011-04-08 17:32 | 春の花
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