カメリア・ロサエフロラはツバキ科ツバキ属の常緑低木である。
原産地は中国である。
1850年代に中国からイギリスへ渡った。
種小名の読み方は「ロゼフローラ」や「ロシフローラ」なども見られる。
中国名は「玖瑰連蕊茶」である。
樹高は1メートルくらいである。
葉は細長い楕円形で、互い違いに生える(互生)。
葉の色は緑色ないし黄緑色で、艶はあまりない。
開花時期は1月から3月くらいである。
花径3、4センチの濃い桃色の小さな花をつける。
花の形はラッパ状である。
花弁数は6枚から9枚くらいである。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
多くの園芸品種の交配親となっている。
属名の Camellia は17世紀のチェコスロバキアの宣教師「G.J.Kamell」の名にちなむ。マニラに住み、東アジアの植物を採集した。
種小名の rosaeflora は「バラのような花の」という意味である。
写真は1月につくば植物園で撮った。
学名:Camellia rosaeflora
★愛らしい色と形に笑み洩れる
ロサエフロラは乙女のようで
花図鑑
今日の花ドットコム
by sikino-hana
| 2011-01-05 13:50
| 冬の花
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