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房咲き水仙(フサザキスイセン)

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房咲き水仙(フサザキスイセン)はヒガンバナ科スイセン属の多年草である。
原産地は地中海沿岸地方である。
日本水仙(ニホンズイセン)の基本種である。
唐の時代より前にシルクロードを経由して中国に伝わった。
日本へは中国を経由して渡来し、暖地の海岸近くに野生化している。
イギリス王立園芸協会の分類ではタゼッタ水仙(タゼッタスイセン)とされている。
タゼッタ(tazetta)はイタリア語に由来し「小型のコーヒーカップ」を意味する。
花の形を譬えたものである。
草丈は20センチから40センチくらいである。
根際から生える葉は平らな線形で、時計回りにねじれる。
開花時期は12月から4月くらいである。
茎先に白い花を房状につける。
副花冠は小さな杯状で白い。
日本水仙(ニホンズイセン)の場合、副花冠は黄色い。
根茎等にリコリンを含み有毒である。
写真は1月に小石川植物園で撮った。
学名:Narcissus tazetta


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房咲き水仙(フサザキスイセン)_d0125765_11583195.jpg

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by sikino-hana | 2010-12-28 11:59 | 冬の花
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