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ジャボチカバ

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ジャボチカバ(jaboticaba)はフトモモ科ミルキアリア属の常緑高木である。
和名は葡萄の木(ブドウノキ)である。
原産地はブラジルの南部で、丘陵地帯に生える。
樹高は8メートルから10メートルくらいである。
葉は長い楕円形で、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない(全縁)。
花も実も周年性があり、幹や太い枝に直接つく。
花は花径5ミリから10ミリくらいと小さく、色は白い。
長い雄しべの目立つ花である。
幹に直接つく花を幹生花という。
幹に鈴なりにつく実は、直径2センチくらいの液果(果皮が肉質で液汁が多い実)である。
幹に直接つく実は幹生果という。
果皮は黒く、果肉は白い。
食感は葡萄(ブドウ)とよく似ている。
実は日持ちが悪いために市場では流通していない。
写真は4月に大阪市の咲くやこの花館で撮った。
学名:Myrciaria cauliflora


★花も実も幹にべったり貼りついた
 ジャボチカバには異国情緒
ジャボチカバ_d0125765_94624.jpg

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by sikino-hana | 2010-12-20 09:05 | 果実
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