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大毛蓼(オオケタデ)

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大毛蓼(オオケタデ)はタデ科タデ属の一年草である。
原産地は中国、インド、マレーシアなどである。
日本へは江戸時代に観賞用として渡来した。
今では野生化して北海道から沖縄にかけて分布し、道端や空き地、土手などに生えている。
草丈は1メートルから2メートルになる。
茎に毛が多いのが特徴で、名の由来にもなっている。
葉は卵形で先が尖り、互い違いに生える(互生)。
開化時期は6月から10月である。
花径6ミリから7ミリの紅紫色の小さな花が集まり、穂状花序(柄のない花が花茎に均等につく)となる。
犬蓼(イヌタデ)を大きくしたような花である。
先の丸い花びらが5枚あるが、花びらは花弁ではなく萼片である。
写真は8月に軽井沢町植物園で撮った。
学名:Polygonum orientale


★役に立つ時代もあった大毛蓼
 雑草なれど気位高く

大毛蓼(オオケタデ)_d0125765_840140.jpg

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by sikino-hana | 2010-09-12 08:41 | 秋の花
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