人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< ネモフィラ・インシグニスブルー 春雪の下(ハルユキノシタ) >>

丸葉菫(マルバスミレ)

丸葉菫(マルバスミレ)_d0125765_641629.jpg

丸葉菫(マルバスミレ)はスミレ科スミレ属の多年草である。
本州の青森県から九州の屋久島にかけて分布し、低山の道端や斜面に生える。
別名を毛丸葉菫(ケマルバスミレ)ともいう。
この両者は別種とする見解もあるが、毛の生えていない丸葉菫(マルバスミレ)はごく稀なため同一種と見なされるようになった。
草丈は5センチから10センチくらいである。
茎には粗い毛が生える。
葉は卵円形ないし円形で、つけ根の部分は心形である。
葉の表面は緑色、裏面は淡い緑色で、両面ともに毛が多い。
開花時期は4、5月くらいである。
花の色は白く、花径は15ミリから25ミリくらいである。
花びらは丸い感じで重なり合い、毛は生えていない。
側弁に毛が生えるものは髭丸葉菫(ヒゲマルバスミレ)として区別される。
写真は4月につくば植物園で撮った。
学名:Viola keiskei


★ぽかぽかと陽射しを浴びて顔を出す
 丸葉菫は不思議の扉
☆朝露がハートの葉っぱ輝かせ
 丸葉菫の愛らしき春

丸葉菫(マルバスミレ)_d0125765_645697.jpg

花図鑑

にほんブログ村 花ブログ 季節の花へ
by sikino-hana | 2010-04-28 06:06 | 春の花
<< ネモフィラ・インシグニスブルー 春雪の下(ハルユキノシタ) >>