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大三角草(オオミスミソウ)

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大三角草(オオスミソウ)はキンポウゲ科ミスミソウ属の多年草である。
大きなくくりでは雪割草(ユキワリソウ)の名でも流通している。
本州の山形県以南の日本海側に分布し、山地の日陰に自生する。
花が大きく、色や形も極めて変異に富むのが特徴である。
草丈は10から15センチくらいである。
根際から生える葉は、浅く3つに裂ける。
葉の裂片の先は尖り、縁にぎざぎざ(鋸歯)はない。
開花時期は2月から5月くらいである。
花径は2センチくらいあり、三角草(ミスミソウ)よりも大きい。
花色は白が基本だが、ピンク、ブルー、薄紫など多彩である。
なお、花弁のように見えるのは萼片である。
ところで、雪割草(ユキワリソウ)と呼ばれているものの原種は、日本に自生する三角草(ミスミソウ)、大三角草(オオスミソウ)、洲浜草(スハマソウ)、毛洲浜草(ケスハマソウ)の4種のほか、海外に9種ほどある。
これらの交配によって、鮮やかで豪華な園芸品種が造り出されている。
三角草(ミスミソウ)は、三つに裂けた葉の角が尖っている。
これに対して洲浜草(スハマソウ)は、葉の角が丸くなっている。
弧状になった砂浜を「洲浜」と言うが、これに見立てたものである。
俳句では「雪割草」などが春の季語である。
写真は2月に神奈川県立フラワーセンター大船植物園で撮った。
学名:Hepatica nobilis var. japonica form. magna


★集い咲く大三角草はうっすらと
 わが身を染める紫の色

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by sikino-hana | 2010-02-24 06:09 | 春の花
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