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欅(ケヤキ)

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欅(ケヤキ)はニレ科ケヤキ属の落葉高木である。
本州から九州にかけて分布し、丘陵地や山地に生える。
また、街路樹や庭木とされる。
街路樹とされたものは、例えば札幌の大通り公園にもある。
樹高は20~30メートルくらいになる。
寿命が長く、樹高が40メートルを越える巨木もある。
ほうきを逆さにしたような樹形が特徴である。
葉は幅の狭い卵形で、互い違いに生える(互生)。
葉の先は尖り、縁には波打つようなぎざぎざ(鋸歯)がある。
側脈は平行で、左右非対称である。
開花時期は4~5月である。
雌雄同株である。
葉の展開と同時に花を咲かせる。
雌花は枝の先に普通は1個ずつつく。
雄花は枝にびっしりとつく。
花の色は淡い黄緑色で目立たない。
実は直径5ミリくらいの歪んだ球形で、葉のつけ根につく。
枯れ葉が翼の役割を果たして風散布される。
別名を槻(ツキ)ともいう。
万葉集にも「つき」の名で出てくる。
山梨県の大月市の由来も欅(ケヤキ)の木にあるという。
写真は12月に埼玉県花と緑の振興センターで撮った。
学名:Zelkova serrata


★見上げれば首も疲れる欅の木
 師走の空は青々として

欅(ケヤキ)_d0125765_9174895.jpg

花図鑑

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by sikino-hana | 2009-12-12 09:18 | 紅葉・黄葉
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